PHJメールニュース2013年5月 気仙沼医師会に車両2台を寄贈

アジアの母と子をささえる 国際保健医療支援団体 ━━━━━━━━━━━━☆☆
ピープルズ・ホープ・ジャパン(PHJ)
メールニュース5月号 2013/5/30
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こんにちは。PHJメールニュース担当の南部です。
例年より早く梅雨入りする日本ですが、PHJの支援地域であるタイやカンボジアも
これから雨季に入ります。感染症が流行りやすい時期、予防教育が重要になってきます。
感染症といえばタイのHIV/AIDS予防教育。10年以上の実績をほこるこの事業は、
ピア教育という形式を利用して支援地の大学にすっかり定着しています。そこでPHJ
では新たな試みが始まっています・・・
続きは下記をクリック
>> http://www.ph-japan.org/program_indonesia_antirabic_01
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▼目次
◆■ 今月のトピック: 気仙沼医師会に車両2台を寄贈
◆■ Pick Up!活動レポート: 母子保健ボランティア 育成本番(カンボジア)
◆■ スタッフブログより: タイのHOPEパートナーのロッキーと初対面
◆■ What`s New 1: 新しい委員を迎えて運営委員会を実施しました
◆■ What`s New 2: 埼玉大学スタディツアー報告書をアップしました
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◆■今月のトピック:気仙沼医師会に災害支援車両を2台寄贈
昨年、仮設住宅に住んでおられる患者さんの訪問診療に活用していただくため、
石巻市立病院開成仮診療所に医療機器を載せたドクターカーの寄贈をお手伝いし
ました。現在、ドクターカーは訪問診療のために被災地を文字通り走り回ってい
ます。そして今年は宮城県気仙沼医師会にダンヒル社様からの支援金で災害支援
車両2台を医師会に寄贈しました。
>>詳しくは下記をクリック↓
http://blog.livedoor.jp/ph_japan-saigai/archives/53954398.html
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◆■Pick Up!活動レポート:母子保健ボランティア 育成本番!(カンボジア)
カンボジアの母子保健改善事業の核となる母子保健ボランティア。トレーニングを
受けた母子保健ボランティアたちは、教わった内容をいよいよ実践する段階に入っ
てきました。
>>詳しくは下記をクリック↓
http://www.ph-japan.org/program_cambodia_maternal_10
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◆■スタッフ日記より:タイのHOPEパートナーのロッキー君と初対面
生まれつき脳性まひで、おじいさんとおばあさんに育てられているロッキー君。
彼を8年間支援している東京事務所の矢崎がタイ事務所を訪問した折、
彼の家庭を訪問してきました。
>>詳しくは下記をクリック↓
http://blog.livedoor.jp/ph_japan/archives/52127883.html
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◆■What`s New 1:新しい委員を迎えて運営委員会を実施しました。
5月22日、に運営委員会を開催しました。今回は栗田充治(亜細亜大学
国際関係学部 教授)、吉野八重(北里大学看護学部 准教授)、
梶山佳伸(大塚製薬株式会社 企画渉外部部長)新委員にも参加いただ
きました。
≫委員会の様子はこちら↓
http://www.ph-japan.org/20130522
≫第47回 運営委員 議事録はこちら↓
http://www.ph-japan.org/wp/wp-content/uploads/2012/06/Steering_Comm_Mtg_47.pdf
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◆■What`s New 2:埼玉大学スタディツアー報告書をアップしました。
昨年の8月に実施した埼玉大学の学生のためのスタディツアー。学生一人一人が
ツアーで学んだことを写真とともに記録し、1冊にまとめた報告書がPHJに届き
ました。カンボジア農村の洪水と生活戦略というテーマで、それぞれの視点から
詳細に記録されています。
≫埼玉大学スタディツアー2012の報告書はこちら↓
http://www.ph-japan.org/wp/wp-content/uploads/2013/05/2012CambodiaReport.pdf
≫毎年3月頃に一般の方向けにもスタディツアーを実施しています。
http://www.ph-japan.org/join_studytour
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いつも読んでいただきありがとうございます。
お問い合わせやご感想などあれば info@ph-japan.org までお寄せください。
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メールマガジン登録の手続きをしてくださった方々やPHJ運営委員の方々、
およびPHJを支援してくださっている方々にお送りしています。
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発行者:ピープルズ・ホープ・ジャパン
国際保健医療支援団体 認定NPO法人第1号
代表 木村 敏雄
広報 南部 道子
〒180-8750 東京都武蔵野市中町 2-9-32
Tel: 0422-52-5507  Fax: 0422-52-7035
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Copyright: 2013ピープルズ・ホープ・ジャパン
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PHJメールニュース2013年4月号

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ピープルズ・ホープ・ジャパン(PHJ)
―アジアの母と子をささえる
メールニュース4月号 2013/04/25
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皆さま、こんにちは。
先日、東京では4月下旬としては1965年以来48年ぶりの低い気温を記録しました。
東北では満開の桜に雪が積もるなど珍しい光景が見られたようです。
不安定な天候が続きますが、体調管理には十分にお気を付け下さい!
4月号のメールニュースをお届けします。
 
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目次
【お知らせ】    季刊誌「HOPEニュース 64号」発行
【お知らせ】  ゴールデンウィーク休業のお知らせ
【活動報告】  ■ カンボジア  「モニタリング評価ワークショップを行いました」
■ インドネシア 「妊娠期の栄養について」
■ タイ     「工場前にて検診キャンペーンを実施しました」
【編集後記】
 
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【お知らせ】 季刊誌「HOPEニュース 64号」発行
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季刊誌「HOPEニュース 64号」を4月1日に発行しました。
『会員のひろば』のコーナーでは、個人賛助会員の鶴ヶ谷典俊様からのメッセージを掲載しています。
鶴ヶ谷様は、大学院の授業でPHJを取り上げ、問題提起や解決案の提示等を行って下さいました。
今後の活動に活かせる提言も多く、スタッフ一同とてもありがたく思っています。
http://www.ph-japan.org/wp/wp-content/uploads/2012/07/Newsletter_vol64.pdf
 
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【お知らせ】 ゴールデンウィーク休業のお知らせ
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PHJでは、2013年4月27日(土)~5月6日(月)までゴールデンウィーク休業を予定しております。ご迷惑をおかけ致しますが、ご理解とご協力の程よろしくお願いいたします。
 
 
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【活動報告】 カンボジア、インドネシア、タイ
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■□■ カンボジア
活動レポート「モニタリング評価ワークショップを行いました」
http://www.ph-japan.org/program_cambodia_maternal_09
2013年度活動の中間レビューとして、内部でワークショップを開催しました。
『今後の活動の課題や対応策』の有意義な話し合いが出来ました。
 
 
■□■ インドネシア
・母子健康改善
http://www.ph-japan.org/program_indonesia_maternal
乳児死亡率と5歳未満児死亡率、妊婦死亡率も非常に高いインドネシアのバンテン州。
この状況を改善するために月例で母子保健教育を行っています。
 
活動レポート「妊娠期の栄養について」
http://www.ph-japan.org/program_indonesia_maternal_06
国立栄養研究所のヴィドド氏を招いて教育活動を実施しました。『つわり』の影響で、食べることへの恐怖を感じる妊婦に対し、嘔吐したとしても欠食しないことを心がける様アドバイスされました。
 
 
■□■ タイ
子宮頸がん/乳がん検診推進事業
http://www.ph-japan.org/program_thai_woman-disease
子宮頸がん・乳がんによる死亡率が1、2位と高いにもかかわらず、早期発見に有効な検診受診率が
低いのが現状です。このためPHJでは、検診用ミニバスを利用し、子宮頸がん、乳がんの検診の推進活動を行っています。
 
活動レポート「工場前にて検診キャンペーンを実施しました」
http://www.ph-japan.org/program_thai_woman-disease_04
平日は仕事があり、なかなか検診に行く機会がないという女性も多く、今回実施した工場前での
キャンペーンで初めて検診を受けた女性がいたりと、村人には大変喜ばれています。
 
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【編集後記】
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広報の南部が4月から業務に復帰しました。
5月号から、メールニュースは南部が担当します。
出産、育児の経験を織り込み、充実した内容になると思いますので、ご期待下さい!
 
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広報の南部です。
産休・育休を終え8ヶ月ぶりに復帰しました。
自分の子供はもちろん、自分の体や心と向き合う時間を得て、
そしてまた職場に復帰する…
改めて産休・育休という制度の重要性を感じました。
お父さんももっと当たり前に育休をとれる風土にならないかな、と思います。
 
母子保健分野の団体である以上、自分自身の妊娠・出産、そして育児の経験を
今後の仕事に活かせれば、と思っています。
それでは今後ともどうぞよろしくお願いします。
 
 
 
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PHJメールニュース2013年3月号

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ピープルズ・ホープ・ジャパン(PHJ)
―アジアの母と子をささえる
メールニュース3月号 2013/03/22
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東京では例年よりも早く桜が開花し、今週末には満開となり見ごろを迎えるそうです。
ようやくあたたかな春がやってきましたね!
3月号のメールニュースをお届けします。
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目次
【お知らせ】 2013春カンボジア・スタディツアーを開催しました。
【お知らせ】  東日本大震災募金の収入・支出を公開しています。
【活動報告】  ■ カンボジア  「救急搬送用トゥクトゥクの寄贈式が開かれました。」
■ インドネシア 「5日間の研修は大満足の内容でした。」
■ タイ     「楽しい時間を過ごしました!」
【編集後記】
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【お知らせ】 2013春カンボジア・スタディツアーを開催しました。
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3月3日~9日カンボジア・スタディツアーを開催しました。参加者の皆様は、暑い中とても忙しいスケジュールにもかかわらず、一生懸命課題に取り組んで下さいました。スタッフブログにも記事を掲載しています。
こちらをご覧ください
http://blog.livedoor.jp/ph_japan/archives/52120353.html
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【お知らせ】 東日本大震災募金の収入・支出を公開しています。
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ホームページにて東日本大震災募金の収入・支出(2012年12月末時点)を公開しています。
http://www.ph-japan.org/support_disaster
現金・商品寄付を合わせるとご支援の総額は3億834万円にのぼります。
PHJでは震災の直後からスタッフが被災地に行き、現地のニーズに応えられるように様々な支援活動を続けています。
担当スタッフは2年間で計20回程被災地を訪れ、ドクターカー、移動診療車、医療機器など様々なかたちで被災地に届けています。
今後共皆様のご協力をよろしくお願いします。
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【活動報告】 カンボジア、インドネシア、タイ
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■□■ カンボジア
・妊産婦の搬送サービス導入(母子保健改善事業)
http://www.ph-japan.org/program_cambodia_maternal
農村部では、救急対応のための搬送における交通手段/費用の問題が大きいため、
搬送システム作りの支援を行っています。
活動レポート「救急搬送用トゥクトゥクの寄贈式が開かれました。」
http://www.ph-japan.org/program_cambodia_maternal_08
参加者皆さんのスピーチ、僧侶による祈祷、伝統楽器の演奏など、カンボジアらしいあたたかい寄贈式となりました。
■□■ インドネシア
・医療機器技術指導
≫http://www.ph-japan.org/program_indonesia_medicalequipment
途上国では高度な医療機器が寄贈されても操作や整備ができないために放置されていることがよく あります。PHJでは1997年以来、インドネシアのバリ州ギアーニア県で医療機器の寄贈とともに医療スタッフへの技術指導や整備指導を行っています。
活動レポート「5日間の研修は大満足の内容でした。」
http://www.ph-japan.org/program_indonesia_medicalequipment_01
聖マリアンナ医科大学病院の技師により現地の技師に向けたCT研修が行われました。様々な技術指導をして頂き、現地の技師達は大変満足していました。
■□■ タイ
・障がい児/慢性病疾患児支援
http://www.ph-japan.org/program_thai_hope
貧困世帯で脳性まひ、ダウン症、自閉症などに罹った子供の支援を行っています。リハビリ費用や通院のための交通支援をはじめ、看護師や理学療法士らによる家庭訪問を行っています。
活動レポート「楽しい時間を過ごしました!」
http://www.ph-japan.org/program_thai_hope_04
「障がい児を世話する毎日は不安やストレスが溜まりやすく、この活動によってリラックスすることが出来た。」など患者家族からの率直な意見が聞かれ、スタディツアーが家族にとっても息抜きになった様です。
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【編集後記】
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3月11日、大震災から2年が経過しました。
まだ2年、もう2年。皆様それぞれ色々な想いがおありになるのではないでしょうか。
PHJスタッフの直近の訪問は3月初旬でしたが、
「インフラ設備などの復興は進んでいるものの、地域差は大きく、息の長い支援が必要」との事でした。
私自身、日々の生活に流され、大震災の事を“考えていない”時間が多くなっていますが、
2年間の流れを実際に見てきたスタッフの言葉を念頭に、自分に出来ることを探していきたいと思っています。
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発行者:ピープルズ・ホープ・ジャパン
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代表 木村 敏雄
広報 畑 真弓
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Tel:0422-52-5507  Fax:0422-52-7035
e-mail:info@ph-japan.org
URL: http://www.ph-japan.org
Copyright: 2012ピープルズ・ホープ・ジャパン
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ミュージックセラピーを体験

月一回の定例会で障害児や慢性疾患児とその家族が集まり、
ミュージックセラピーを行いました。
たとえば手を使って打楽器のように音を鳴らし、
いろいろな音を出してみたり、歌を歌ったり、といったことをしました。
さらにリズムにのったりやテンポを刻んだりして体で学ぶ時間を過ごしました。
ミュージックセラピーの目的はストレスを和らげること。

終わった後は患者さんもその家族もリラックスした表情で笑みをうかべていました。
体を動かしたり、リズムを楽しんだりすることは、
子供にも大人にも良いことなのですね。
ストレスの多い現代人、普段の生活に取り入れてもよいかもしれません。

保健センター運営委員で充実した話し合い

タノッチュム保健センターでは最近利用者が減っているため、運営委員会議では「なぜ村人が保健センター離れ」を起こしているか、について話し合われました。
この種の議論は漠然と理由を出し合うだけで終わることが多いのですが、ここでは家族計画、産前ケア、出産、産後ケア、一般診察といったサービスごとに来なかった理由を出し合うところから議論が始まりました。
右に立っているのが保健センター長です。

サービスが異なれば、訪問しない理由も異なる、というわけです。
たとえば「出産」の場合は保健センターではなく搬送先の病院に直接行くことが多い、
「産後ケア」ならそもそもこのサービスそのものが定着していない、などの分析が現れました。
このように客観的で具体的な分析を行う議論ができるようになったことは大きな前進です。
問題が起きても、対処がきちんとできるようになれば、自立して運営ができるようになる、ということですね。

妊婦さん向けに体操を行いました

妊娠中の腰痛や背中の痛み軽減、安全な出産のために妊娠体操を実施しました。体操といっても実質、ストレッチのようなもの。
関節を動かすことにより体をやわらかくし、妊娠中の背中や足の関節の痛みを和らげる、もしくは出産時の体勢を保つのを楽にする、ということで実際に体を動かしてもらいながら教育を実施しました。

対象地域の女性たちは、普段あまり運動をしないため、こうしたストレッチも新鮮なようです。まずは「恥ずかしい」という気持ちが先に立ってしまうのでしょう、笑っている女性もいます。

とはいえ、体がほぐれると、心もほぐれるようで、普段の保健教育の際には見せないようなリラックスした表情が見えます。
まずは体を動かすことって気持ちいい!ということを体感できたのではないでしょうか。

2014年のカレンダーの絵画選定会議をひらきました。

2014年のカレンダーのためのタイ、カンボジア、インドネシア、そして、日本の絵画が集まりました。そこで12か月分のカレンダーをカレンダー制作メンバーで選定しました。

年々集まってくる絵画の質もあがっているので12枚の絵を選ぶのにとても苦労します。

上はカンボジアの子供の絵画。「トラを生き返らせた仙人」というお話の絵を描いてもらいました。同じ場面を描いていても、個性が表れますね。

こちらは日本の絵画。おとぎばなしは何かわかりますか。

そう。「龍の子太郎」です。日本では院内学級(入院中の子供のための学級)や障害児のデイサービスや学童の子供たちに協力をお願いしています。毎年高いクオリティの絵が集まってきます。

タイの絵画。「マカトのたから貝」というお話です。
楽しんで描いている感じが伝わってくる絵画ですね。


インドネシアの絵画。テーマは「トバ湖の伝説」。
お話の中にボール蹴りをするシーンが出てくるのですが、サッカーをしている絵が届きました。現代版にアレンジしてくれたようです。
さてこの中から12枚の絵が選ばれました。後日、選ばれた絵画を掲載します。お楽しみに!

【カンボジア】保健センターに新しいソーラーライトが寄贈されました

株式会社GSユアサよりソーラーライト「AKARi SOLAR LIGHT KIT」を寄贈いただき、カンボジアの支援地にあるティポー保健センターに取り付けました。

保健センターでは以前からソーラーバッテリーの照明を利用していましたが、バッテリーが2,3時間で切れてしまう、照明が暗いといった問題がありました。
新しいソーラーライトは長時間継続して電力が供給できると同時に照明が明るいため、夜間の出産もより安全に介助することができると大変喜ばれています。
下の写真は保健センターの分娩室内。お医者さんが立っています。昼間に撮影しているためわかりにくいですが、以前のものと比べてかなり明るくなったとのこと。


ソーラーライト一式。バッテリーがコンパクトで持ち運びにも便利。

保健センターのスタッフとPHJスタッフ。みなさんの笑顔も明るい!ですね。




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