国際協力NGOが主催する就活カフェ シリーズ第4回【終了報告】

「働きがいを求めよう!企業で、NGOで。 —CSR担当者とNGOスタッフの本音—」
開催日時:2015年5月29日
開催場所:JICA地球広場

 


 
 
シリーズ第4回目は、沖電気工業株式会社CSR室の松本氏をゲストスピーカーに迎え、企業内でのCSRの展開事例をご紹介いただきました。
社員の方へのアプローチや他企業との連携や交流など、松本さんが進められているCSR事業を詳しくお話いただき、”今の自分にできる事”を参加者の方一人ひとりが考えさせられる講義でした。
PHJミャンマー所長からは、現在支援を受けている海外でのCSRの事例の紹介とともに、寄付をいただいている企業さんの思いを現場に出て形にする仕事であるという、”支援される側の姿勢”についての話がポイントとなっていました。
講義の後は、座談会形式で個々の参加者の方からの現状の課題、先のステップへの展開の相談などの質問が寄せられ、道はひとつではなく、色々な可能性があることなどをそれぞれの方が確認できた時間になりました。
皆さま、貴重なお時間にご参加いただき、ありがとうございました。
 
■第3回の就活カフェの様子はこちらをご覧ください。


保健センターが明るい雰囲気に一新!

保健センター設備支援として、Areak Tnaot保健センターの外壁及び内壁のペンキ塗りを行いました。業者にきれいにペンキを塗ってもらい、見違えるように明るくなりました。
「同保健センターは建物の老朽化が進んでいるため、毎年何かしらの改修・改築を行って、見た目にも魅力的な保健センターとなるよう努めたいです」(所長)
また、Orm Leu保健センター区域の井戸のポンプが壊れてしまい、是非支援してほしいとの依頼を保健センター長より受け、ポンプを提供しました。ただ、ポンプの使い方にも問題があるようであるため、助言を行った他、定期的にモニタリングを実施してポンプが適切に使用されていることを確認する予定です。

改装前の保健センターはかなり老朽化が進んでいました

内装も手を入れて、明るい室内になりました

すっかりきれいになり、黄色が印象的な外観に

大勢の人が利用しやすい施設を目指します

野菜の栽培・利用で栄養改善に一役

栄養改善教育の一環として行っている、ボランティアの方を対象とした栄養講習も第2フェーズが終了しました。現在は各村1地区で実際に母親達へ栄養教育を行う講習を行い、自信をつけてもらった後、自主性に繋げてもらうというアプローチを実施しました。
この活動も最終段階に入り、レシピカードを印刷・利用してメニューの紹介を行い、母親たちが実際に家庭でこの栄養メニューを作ってもらうことを狙いとして活動を進めています。
■菜園活動のモニタリング結果(一部抜粋)
・栽培中・・・ホウレンソウ、ケール、とうもろこし、バナナ、かぼちゃ、チリ等
・水源・・・川、井戸、個人宅等
・問題・・・ヤギ被害、人材確保
熱心に野菜の育て方を学ぶ村民とボランティアスタッフ

収穫した野菜も利用したレシピカードも、講習で有効に活用されています
(左上から))お米のコロッケ、野菜スープ、魚のコロッケ、魚のフリッター、チキンのサモサ

日本から贈られた中古救急車がまもなく始動!

熊本県の消防署のご協力により寄贈され、2015年3月に日本を出発した中古救急車。船便で約1か月かかってミャンマーの首都・ネピドーに到着しました。酸素ボンベなど必要な器具をそろえ、支援先のタッコン郡の病院での業務スタートまで、いよいよあと一歩となりました。

救急車の登録申請手続きをするPHJスタッフ

PHJ、地元保健省のロゴも印刷されました

ナンバープレートも付けられ、始動準備万端です


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