タイ事務所閉鎖に伴う挨拶まわり

10月のタイ事務所閉鎖にともないPHJ代表の廣見とタイ事業担当の蓮見がお世話になった医療機関や企業などへ挨拶をするため、タイ事務所のあるチェンマイを訪問しました。
下は先天性小児心臓病手術でお世話になったチェンマイ大学病院を訪問した時の様子。

小児心臓手術で大変お世話になったDr. Rekuan(中央) とDr. Yupada(その左)。
ナコピン病院では子宮頸がん/乳がん検診推進事業でご協力いただいたDr. Anchaleeさんにもご挨拶(左から二人目)。

そのほかにも領事館や支援企業へご挨拶し、最後はPHJタイ事務所の優秀なスタッフと晩餐会。
(左上から所長ジラナン、カイさん、ジョイさん、下にいって廣見代表、蓮見、エーさん)

下の写真の右が、いつも安全運転のブンさん。

明るく元気で優秀なスタッフがタイだけでなくPHJ全体を盛り上げてくれていたような気がします。
ありがとう!
 

地域の課題を話し合う助産師会議

地域保健センターで助産師と準助産師による会議を開き、出産に関わる地域の課題を話し合いました。
ポイントは「搬送」と「医療機関・人材」。
まず搬送の問題。
農村地にある自宅から医療施設へ移動して分娩する、それだけでも日本では想像できないほどの課題が待ち受けています。
まず車などの交通手段そのものを持っていない、あるいは交通費を出すお金がない。
また車に乗れたとしても舗装されていない土の道路は雨が降れば川のようになり、動けないこともあります。
医療機関側の問題としては救急体制も整備されていないため、農村地にすぐに医師や看護婦が駆けつけるといったことも
難しい状況です。
医療設備の不足といったハード面の問題はもちろん、医療従事者の労働条件があまりよくなく、人材の不足やサポート体制に欠如などがあげられました。

こうした会議から現地の課題をあぶり出すことで、その解決に向けて現地の人が主体的になって活動を進めていくことができます。
今後もこのような話し合いを他の地域でも開催する予定です。


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