ワールドハートデーに出展しました!

9月28日にナコーンピン病院で開催されたワールドハートデー(世界心臓デー)のイベントに
PHJタイ事務所もブースを出展しました。

今回のイベントのテーマは
“どこにでも誰にでも人生と健康な心臓の選択肢を与えよう(Power your life and healthy heart choices for everyone, everywhere)”。
タイ政府の各省や地元の団体も出展し、およそ150名が参加しました。

PHJタイ事務所は“ハートジグソーパズル/健康な心臓を(heart jigsaw puzzle/healthy heart)”というタイトルでブースを設置し、
心臓病のリスクに関する知識を与え、心臓病に関するパンフレットの配布を行いました。

タイ事務所閉鎖に伴う挨拶まわり

10月のタイ事務所閉鎖にともないPHJ代表の廣見とタイ事業担当の蓮見がお世話になった医療機関や企業などへ挨拶をするため、タイ事務所のあるチェンマイを訪問しました。
下は先天性小児心臓病手術でお世話になったチェンマイ大学病院を訪問した時の様子。

小児心臓手術で大変お世話になったDr. Rekuan(中央) とDr. Yupada(その左)。
ナコピン病院では子宮頸がん/乳がん検診推進事業でご協力いただいたDr. Anchaleeさんにもご挨拶(左から二人目)。

そのほかにも領事館や支援企業へご挨拶し、最後はPHJタイ事務所の優秀なスタッフと晩餐会。
(左上から所長ジラナン、カイさん、ジョイさん、下にいって廣見代表、蓮見、エーさん)

下の写真の右が、いつも安全運転のブンさん。

明るく元気で優秀なスタッフがタイだけでなくPHJ全体を盛り上げてくれていたような気がします。
ありがとう!
 

タック県の移動検診で、12名の心疾患を発見

昨年11月、タック県のメーソッド病院で小児先天性疾患の移動検診を行いました。タック県はミャンマーの国境近くに位置し、タイ国内でも貧困世帯の多い地域です。検査の対象は、日頃から体調が悪く、心臓病の疑いのある子供たち109名。検査をした結果、12名に心臓の疾患が発見され、ランパン病院にて精密検査を行うこととなりました。
タナブーン君は12名のうちの1人で、産まれつきチアノーゼを持っていましたが、今回の移動検診で心臓疾患であることが判明しました。タナブーン君は、2015年12月23日、ランパン病院で心臓手術を受けることができました。現在、回復に向けてがんばっています。
彼のお母さんからお礼のお手紙が届きましたので、ご紹介します。
「息子の心臓手術を支援してくださった、すべてのサポーターに感謝の気持ちを伝えます。どうもありがとうございます。
息子はまだ産まれたばかりで、経済的にも余裕がなかったため、このサポートについて知って非常に嬉しく感じました。私は本当に息子と心臓手術の費用について、心配するばかりでした。サポーターのすべての願い、そして永遠の幸福と繁栄を祈ります。」

心臓施術を受けたタナブーン君

4歳の男の子の心臓手術をサポート

タイくん(ニックネーム)は、4歳。チェンマイにおじいさんと一緒に住んでいて、時々おばさんの家に滞在することもあります。タイくんの母親はまだ十代。チェンマイから少し離れたランプーン県の工業団地で働いており、ひと月の収入は約6000~8000バーツ(20000~27000円)です。
「早産で産まれたものの、特に目立った病気もなく、普通の子どものように育った。」母親はこう話していましたが、タイくんの身体がとても小さいことを気にかけていました。ある時、地元の病院で検査を受けたところ、心臓に疾患がある事が分かりました。その後、別の病院を経て、最後はサポート体制が整ったチェンマイ大学病院に移り、2015年9月17日に心臓手術を受けました。現在は回復に向かっているようです。

病室のベッドでカメラに向かってポーズをするタイくん

回復に向けて、タイくんもがんばりました

タイくんとその家族から、お礼のお手紙が届きました。

To. PH-Japan, Daiichi-Sankyo (Thailand) Ltd. and Chiang Mai University Hospital.
Our family would like to thank PHJ for a great project that helped us with spending less money and building more confidence and strength in ourselves. We would like PHJ to continue implementing this great project in the future and forever. Thank you very much
(From Tie’s Mother )
「私たちの家族の収入だけでは、とうてい手術を受けることはできませんでした。私たちを援助し、励ましてくださったことを深く感謝します。このプロジェクトがこの先も続くことを願っています。」 (タイの母)

タイくんからもかわいいお礼の手紙が届きました

心臓病手術を受けた1歳児のその後・・・

 

ナムシップちゃん(ニックネーム)はかわいい女の子でしたが、体重が標準よりもかなり小さい子供でした。11か月の時、心配した両親が地元のクリニックに連れて行ったところ、心臓の鼓動に異常が見つかり、更なる検査のためにプレー病院を紹介されました。そこでの検査の結果、心臓病と診断され、ランパン病院に運ばれた後、2013820日、心臓の手術を受けることができました。

 

 

 

手術から2年が経過し、ナムシップちゃんは3歳になりました。ふだんから食の細い、小さな女の子ですが、家の近くのプレ幼稚園に行く予定です。 とてもはずかしがり屋で見知らぬ人とあまり話をしませんが、お友達と遊んでいるときは、元気いっぱいです。

 

 

親からのメッセージ:2年前に娘が心臓手術を受けた時は、このプロジェクトについてあまり知りませんでしたが、娘の心臓手術費を支援くださったドナー企業、PHJにもとても感謝しています。

 

 

2名の看護師が集中講座を受講しました。

小児先天性心臓病手術支援事業では毎年数名の看護師育成を行っています。
過去の活動の様子はこちら
集中講座が8月にバンコクで開かれ、ランパン病院の看護師2名タッサネー・カモンさんとプレヤダ・パピチャヌンさんが受講しました。
下の写真はVSD(ventricular septal defect: 心室中隔欠損)という疾患について講義を受けているところ。当事業で支援している手術でもとても多い症状です。

2歳の男の子が手術を受けました。

2歳のプルム君がチェンマイ大学病院で手術を受けました。
プルム君は生後4日の時点で医師から
心臓病を患っているとの診断を受けました。
ただ、心臓病の手術をするには小さすぎたため、
2歳になるのを待って手術を受けることにしました。

プルム君の家庭は経済的に厳しく、
手術費用が出せない状況とのことで、
PHJを通した支援によって手術を受けられることになりました。
プルム君の手術はチェンマイ大学病院で
7月25日に行われ、無事成功しました。
タイの先天性心臓病手術支援に関してはこちら

4歳の男の子が手術を受けました

チェンマイ大学病院で一人の男の子の心臓病手術を行いました。
男の子は4歳でハー君といます。
彼は生まれながらにダウン症と心臓病を抱えています。
両親は農家でひと月1万円程度しか稼ぐことできません。
そこでPHJの小児先天性心臓病支援プログラムを利用し、
手術費用のサポートを受け、手術を受けることができました!

術後の経過観察のために家庭訪問を実施する予定です。

看護師がトレーニングを受講


バンコクで開かれた「心臓病を患う新生児のケア」3日間の講座を
チェンマイ大学病院の看護師3名が受講しました。
このトレーニングは新生児によく見られる心臓疾患の知識を醸成するだけでなく、治療に向けたより効果的な分析や処置などに役立ちます。
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手術してから2年、元気にしていますか。

2011年に心臓病の手術を終えたパットちゃん、6歳。手術後の経過を見るためにPHJのスタッフが家庭訪問をしてきました。
下は2011年の手術を終えたばかりのパットちゃんの写真。

そして今は
こんなに成長しています!

手術を受ける前は疲れやすかったのですが、手術後は元気に生き生きと暮らしているようです。
パットちゃんはダウン症の子供のための寄宿学校に通っている、とのこと。
手術後の数年たってからの家庭訪問で元気なことが確認できる、これが手術支援をしていて何よりもうれしい瞬間ですね。


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