保健ボランティア向け追加研修の実施

10月9日から11日の3日間、母子保健ボランティアのための追加研修を行いました。
最近新しくリクルートされたクポッタゴン区とビアムコスナー区の母子保健ボランティアに加えて、6月・7月の研修に参加できなかったボランティア、計11人が参加しました。

ビアムコスナー保健センターの助産師が講師を務めました。写真は、産後ケアについて講義をしているところです。
皆、とても真剣に講義を聞いています。

3日目には家庭訪問の実習をしました。5歳以下の子供を持つ保護者を訪ねました。

3日間の研修終了後、保健ボランティアにバッグと救急箱を贈呈しました。

研修を終えた保健ボランティア、保健センタースタッフ、PHJスタッフで記念撮影です。

タッコン郡保健局と事業評価会議を開催

9月下旬にタッコン郡保健局の職員と共に、事業評価会議を開催しました。
PHJは2014年よりミャンマーで母子保健支援活動に取り組んでいますが、現在の「農村地域の母子保健サービス改善事業」は2017年10月から始まり、今月で2年目を終えます。この会議では、2年間の事業成果と来年度の事業計画を共有し、事業終了後にも政府と現地の医療者が持続的に実施することができるように、今後の方向性を話し合いました。

2年目の活動では、グイピンサブセンターやミャウッミェイ地域保健センターの建設などのハード面の支援と共に、事業を拡大した地域での母子保健推進員の育成や母子保健教育などのソフト支援も強化し、より多くの母子に支援が届くように活動を進めました。

これまでの活動とミャンマー政府や地域の医療者の協力によって、以前は対象地域で約半数程度だった施設分娩が、今では7割を超えるようになりました。また、リフレッシュ研修やスキルモニタリングで能力強化した助産師や補助助産師が出産を介助する件数も増え、より安全で衛生的な環境の下、出産を迎える母子が増えてきています。
会議では、事業最後の年となる3年目に向けて、タッコン郡保健局や現地の医療者による持続可能となるような活動の方向性を、政府職員と話し合い、現地の医療者とも活発に意見交換がなされました。

カンボジア事業の日本NGO連携無償資金協力の署名式典が行われました

10月4日(金)に、令和元年度日本NGO連携無償資金協力署名式典が行われました。
同式典では、三上正裕駐カンボジア特命全権大使とPHJカンボジアの神崎所長との間で
「コンポンチャム州子どものケア支援ネットワーク強化事業(第1年次)」について贈与契約書に署名を行いました。

「コンポンチャム州子どものケア支援ネットワーク強化事業」では、5歳未満児の予防可能な疾病及び死亡の削減および子どもの健康な成長発達の促進を目指し、地域住民の健康増進や疾病予防に対する関心の向上、各家庭での行動変化を促します。
そのため、保健センタースタッフと地域の保健ボランティア間の情報共有や緊急時の保健センターへの搬送などの支援ネットワークを強化し、
各村での5歳未満児の子どもを持つ養育者への栄養・衛生教育の実施に取り組みます。

事業の進捗は活動レポート等で皆様にご報告していきます!

2019年8月 ミャンマー:グイピン村サブセンターの誕生・カンボジア:ボランティアさんに自転車を寄贈

━━━━━━━━━━2019年8 月30日
アジアの母と子をささえる 国際保健医療支援団体
ピープルズ・ホープ・ジャパン(PHJ)
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ご支援者の皆様
こんにちは、インターンの半田です。
いつもPHJの活動を応援くださりましてありがとうございます。
8月の日差しは厳しかったですね。暑かったです。
突然ですが、皆様、ミャンマーの女性が頬に白や黄色っぽいクリームのようなものをつけているのを
見たことがあるでしょうか?
肌になじませているというよりも、肌にペイントをしているような形で、結構目立ちます。
私がミャンマーに行った際は、小さい子供からお年寄りまで、みんな顔につけていました。
クリームの正体は、「タナカ」という木からとったエキスで、天然の化粧品です。みんな日焼け止めに使っていました。
ミャンマーでも日本と同様、「タナカ」さんが多いですね(笑)
さて、今月は8月22日に第24回理事会・第22回総会がありました。
私もスタッフ日記で会議に参加した報告を書かせていただいております。
理事会・総会の後の懇親会にも参加させていただき、PHJに関わられている方と様々お話させていただきましたが、
皆様ハートが熱い方ばかりでした!
8月は「暑い」、「熱い」時間を過ごさせていただきました。
メルマガをお読みの方々にも、PHJスタッフの熱い気持ちが届きますように!
さて、今月のニュースです。
■■■CONTENTS ■■■
【1】PHJ活動レポート
○海外事業
・ミャンマー
>グイピン村サブセンターの誕生
グイピン村に、サブセンターと呼ばれる一次医療施設が完成し、
寄贈式が行われました。
寄贈式には佐野代表も出席し、行政や村の多くの人たちが集まり、
医療施設の完成をみんなで祝いました。
(記事はこちら)
https://www.ph-japan.org/program_myanmar_maternal_65
・カンボジア
>ボランティアさんに自転車を寄贈
公共交通機関が十分発達していないカンボジアのボランティアさん達にとって、
活動のための移動手段確保が予てより課題になっていました。
PHJではこれを解決するためにボランティア達に自転車を109台贈呈することにしました。(記事はこちら)
https://www.ph-japan.org/program_cambodia_maternal_85
・タイ
>チェンマイ県青少年HIVエイズ予防教育事業フォローアップ
2016-2017年に実施した外務省N連事業「チェンマイ県青少年HIVエイズ予防教育事業」のフォローアップを行いました。
支援した6校の高等専門学校で活動がどのように継続されているかを調べるフォローアップ調査結果をお伝えします。
http://blog.livedoor.jp/ph_japan/archives/52271951.html
○国内活動
8月22日に第24回理事会が開催されました。
インターンさんによる開催報告はこちら。
http://blog.livedoor.jp/ph_japan/archives/52271947.html
【2】身近なことから支援に参加できます!
○読まなくなった本やDVD、CDがPHJの寄付になります
古本チャリティ募金
○寄付型ウォーターサーバー登場!
自動販売機だけでなく、ウォーターサーバーも
飲むだけで寄付ができるようになりました。
オフィス内などに設置して社会貢献してみませんか?
http://www.ph-japan.org/corporate_sponsor_vendingmachine
○Tポイントカードやクレジットカードで寄付
yahoo!ネット募金でPHJに支援することができるようになりました。
Tポイントカードのポイントを寄付することもできます
http://donation.yahoo.co.jp/detail/5011001/
○断捨離で支援!ショッピングで支援!
使わなくなったバックや服を寄付して、ショッピングをして、
PHJを支援することができるようになりました。
海外ファッション通販サイト「waja」の
【ファッションチャリティプロジェクト】
http://www.waja.co.jp/fcp/npo/activity/8.html
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発行者:ピープルズ・ホープ・ジャパン
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