カンボジアの子ども達に描いてもらったカレンダーの絵

昨年に引き続き、カンボジア・コンポントム州の小学校の子ども達に2015年チャリティーカレンダーの絵を描いてもらいました。
  
  
今回読み聞かせた絵本は、「いたずらうさぎチュローチュ 作:田島征彦」です。毎日ボランティア・ネットワークの川村正文さんが、カンボジアの老人たちから聞き書きされた話をもとに創った絵本で、以前、寄贈用にとクメール語に翻訳されたものを現地に送らせていただきました。
カンボジアのある村がお話しの舞台で、おじいさんとおばあさんが売りに出すために育てていたバナナを食べてしまったり、川を渡るのにワニを騙したりと、いたずら好きなウサギが、目の見えない心優しいヤギとの出会いをきっかけに、今までの自分を振り返り、出会ったヤギと仲良く暮らしていくという物語です。
  
  
身を乗り出して絵本を見ている子ども達の姿が印象的です。
思い思いにたくさんの色を使って、とても力強く描いてくれました。絵本がとても面白かったということが伝わってくる楽しい絵ばかりで、選ぶのに迷ってしまいます。
  
  
  

できたて!ほやほやの2014カレンダー

紙芝居のように楽しめるおとぎ話が満載のアジアのおはなしカレンダー本日、とうとう刷り上がりました!できたてほやほやです。今回のポイントは4つの色!
各国テーマカラーがあります。
紙芝居のように楽しめるおとぎ話が満載のアジアのおはなしカレンダー
ぜひ22日の三鷹国際交流フェスティバルでカレンダーをお手に取ってみてください。
今回も魅力あふれる絵画がたくさん集まりましたので、カレンダーに掲載されなかった絵画を披露するためにカレンダー展を開催します。今年は展示の仕方も凝ってます!
展示アイディアはインターンの原田さん(写真)。ぜひ井之頭公園までいらして展示をご覧になってください!
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
第24回三鷹国際交流フェスティバル
日時: 9月22日(日) 10:00-15:30
場所・出展エリア: 井の頭恩賜公園西園
ピープルズ・ホープ・ジャパンは東南アジアエリアです!
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 

2014年のカレンダーの絵画選定会議をひらきました。

2014年のカレンダーのためのタイ、カンボジア、インドネシア、そして、日本の絵画が集まりました。そこで12か月分のカレンダーをカレンダー制作メンバーで選定しました。

年々集まってくる絵画の質もあがっているので12枚の絵を選ぶのにとても苦労します。

上はカンボジアの子供の絵画。「トラを生き返らせた仙人」というお話の絵を描いてもらいました。同じ場面を描いていても、個性が表れますね。

こちらは日本の絵画。おとぎばなしは何かわかりますか。

そう。「龍の子太郎」です。日本では院内学級(入院中の子供のための学級)や障害児のデイサービスや学童の子供たちに協力をお願いしています。毎年高いクオリティの絵が集まってきます。

タイの絵画。「マカトのたから貝」というお話です。
楽しんで描いている感じが伝わってくる絵画ですね。


インドネシアの絵画。テーマは「トバ湖の伝説」。
お話の中にボール蹴りをするシーンが出てくるのですが、サッカーをしている絵が届きました。現代版にアレンジしてくれたようです。
さてこの中から12枚の絵が選ばれました。後日、選ばれた絵画を掲載します。お楽しみに!

カンボジアの子供の絵

2010年のPHJ チャリテイーカレンダーからカンボジアの子供達の絵は、PHJを支援して下さっている横河ロクマル会が建設したコンポントム州の小学校の子供達に描いてもらっています。
カンボジアの小学校では絵画、音楽、体育などの授業がありません。それなのに何故このような絵が描けたのでしょう?
横河ロクマル会のメンバーの宮沢さんにその理由を教えていただきました。
八王子と日野の2つの小学校に出向いて講堂での全校朝礼でカンボジア小学校の様子をビデオで紹介し、カンボジアの子供達にいらなくなったクレヨン・クレパスの寄付とお手本用に絵のプレゼントをお願いし、集まった50kgを超えるクレヨン・クレパスと絵を持ってカンボジア小学校を訪問してお絵描き教室を開催したそうです。
それでも第1回目の絵は、日本の子供達の絵の模倣だったり、定規で線を引きクレヨンや色鉛筆を少しだけ使ったとても弱々しいものでした。仕方なく横河ロクマル会のメンバーの娘さんがカレンダーに使えるように色を強調して、やっと3枚を選ぶことができました。
翌年からは多くの色を使って力強く描くように指導し、更にはPHJカンボジア事務所がコンポントム州教員養成校の学生さん達にお願いしてカンボジアの民話を集め、お絵かき当日は小学校の先生とPHJスタッフがお話を読み聞かせてその絵を描かせる指導などもあって、2011年のチャリテイーカレンダーのカンボジアからの絵は、とても力強く、色も個性あふれるものが多く、選ぶのに迷うほどでした。
百聞は一見にしかず。その効果が2011年、2012年、2013年のおはなしカレンダーに現れたのです。
2013年のカレンダーにはカンボジアの子供の絵4枚を採用しました。
写真は2013年のカレンダーのために絵を描いているカンボジアの小学校の子供たちです。壁には前年度に描いたカレンダーの絵が貼ってあります。

2013年カレンダーの絵を描く子供たち

12か月分の絵画が決定しました!

『アジアのおはなしカレンダー2013』12ヶ月分、それぞれの絵画が決定しました。
 
色使いや筆運びなど、各国の個性、あるいは子ども達の個性があふれています。
“みんな違って みんないい―” 
とても素敵なカレンダーに仕上がりました!

 カレンダーで集まった募金はアジアの母と子を支援するPHJの活動に活かされます。
1000円の募金でカレンダー1部を差し上げています。
カレンダー募金はこちらからお申し込みいただけます。

カレンダーの絵を選定!

インドネシア、カンボジア、タイ、日本から続々とカレンダーの絵画が集まっきたので、カレンダー用に12枚の絵画をスタッフとデザイナーとともに選定しました。各国とも個性的で大人には描くことのできない味わいがどの絵にも詰まっています。
2013年はカレンダーの表紙の題字も武蔵野市の子供たちに描いてもらいました。
完成をぜひ楽しみにしてください!
活動紹介に戻る>


TOP