タイで実施している子宮頸がん・乳がん検診推進事業ですが、今月はドーイサケット郡で7回、サンサイ郡で8回の検診キャンペーンが実施されました。
以前このキャンペーンに参加され、乳がんを早期発見された患者さんから、以下のようなコメントが寄せられました。
「現在、6回目の化学療法を受けていますが、髪の毛が抜けるという副作用以外は順調です。今後5年間は、薬の服用での治療を行う予定でいます。検診キャンペーンに参加しなければ早期発見をする事はできなかったと、とても感謝しています。」
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PHJの活動内容
数ヶ月雨が降らない影響で…
栄養改善教育を実施しているインドネシア・バンテン州では、数ヶ月も雨が降らない状態が続いている影響で、
灌漑用水も涸れており、菜園の状態は非常に悪化しています。
そのうえ、人々の水源となっている河川が工場排水で汚染され、菜園にも使用できない状態となっています。
(汚染からの悪臭のため、意識を失う人もいるほどです。)
先月は、沿岸部の村のみであった「暑さのために苗・作物が育たない」「カッサバの木やパパイヤの実も枯れてしまう」という報告が、内陸部の村からも聞こえています。
それでも、各村は最大限の努力をしており、パパイヤや葉物野菜を収穫しています。
アジアのおはなしカレンダー2013
12か月分の絵画が決定しました!
『アジアのおはなしカレンダー2013』12ヶ月分、それぞれの絵画が決定しました。
色使いや筆運びなど、各国の個性、あるいは子ども達の個性があふれています。
“みんな違って みんないい―”
とても素敵なカレンダーに仕上がりました!
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カレンダーで集まった募金はアジアの母と子を支援するPHJの活動に活かされます。
1000円の募金でカレンダー1部を差し上げています。
カレンダー募金はこちらからお申し込みいただけます。
様々な料理が並びました
インドネシア バンテン州で行っている栄養改善教育。
各村は菜園の拡張に積極的に取り組んでおり、葉物の収穫は順調、バナナ、パパイアも育っています。
こちらは前回のメニューコンテストの模様です。
菜園で収穫した作物を利用して作られた料理が並びます。
それぞれの作物に適した調理方法、メニューが考えられています。
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なお、インドネシアは7月20日から8月20日まで断食月に入ったため、7月から9月の栄養改善活動はありませんでした。10月から活動を再開します。
チェンマイ大学病院にて3件の手術が行われました
妊婦搬送システム(トゥクトゥク)がスタートして半年
2012年3月にタノッチュム(TC)保健センターへ妊産婦搬送カート(トゥクトゥク)を寄贈してから、半年が経過しました。その前の準備期間から含めると、当対象地区への関わりは1年近くとなっています。頼りないと感じるTCの保健搬送システムが現実に目の前にあるのですが、それを横目に見ながらも、次の対象地区となるチュックサック(CK)保健センターでも支援を開始しなければなりません。さもないと、事業は何年かかっても終わりませんので。
新規活動をこれから立ち上げていくには、過去の例を学びに行くのが一番だということで、TC保健搬送システムの事例を視察しに行きました。当日は、TC保健搬送システム委員会のメンバーと視察参加者としてCK保健センター長、各村の村長、保健行政区長が参加し、総勢19名での視察となりました。私としては、TC保健搬送システムは手塩にかけて育て上げている最中であり、未熟であったのは承知の上、正直な所TCを視察地に充てて大丈夫だろうか、質問されてきちんと答えられるだろうかと心配でした。それでも、責任を感じている、改善点はまだある、夜間搬送はありがたい、収益はなくとも村人のために働ける、など村のために働いているという気持ちがとても強く感じられました。
また、会議中には、TCのドライバーから保健行政区病院長に直に次のような発言も聞かれました。“特に夜間帯、保健行政区の病院へ移送しても、そこから医師を見つけなければならなかったり、お金の話を先にしないといけなかったりし、診察までに時間がかかるため、すぐに対応してもらえるよう整えてもらいたい。”
この発言を聞いた時は、素直にとても嬉しく思いました。カンボジア人が目上の人に対してここまで言うことは、日本以上に難しい風習であるのですが、果敢に村のために意見したことが私にとっては何より誇らしくも思え、またドライバーがそこまで考えてくれたことに、大きな成長を見出しました。今後の発展にとても期待をしています。
カンボジア事務所 久米
半年で796名が参加しました
ハノイ市バ・デイン区とドン・ダ区内6自治体に住む30-75歳の女性1200名を対象に乳がん早期発見プロジェクトを実施しています。
6月までに25回の研修が開かれ、796名が参加しました。そのうち、11名の女性にしこりなど異常が見つかり、精密検査と治療のため病院へ紹介されました。
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将来の希望が見えてきました
ポーンちゃん、地中海貧血症の治療を受けています。
「週末に日本語の授業を受けており、少しなら日本語を読んだり話したりすることが出来ます。将来は看護師か美容師になりたいと思っています。」と話してくれました。
≪障がい児/慢性病疾患児支援 活動紹介に戻る
カレンダーの絵を選定!
インドネシア、カンボジア、タイ、日本から続々とカレンダーの絵画が集まっきたので、カレンダー用に12枚の絵画をスタッフとデザイナーとともに選定しました。各国とも個性的で大人には描くことのできない味わいがどの絵にも詰まっています。
2013年はカレンダーの表紙の題字も武蔵野市の子供たちに描いてもらいました。
完成をぜひ楽しみにしてください!
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