就活・転活カフェ 第4回「働きがいを求めよう!企業で、NGOで」

単にお金を稼ぐだけでなく、やりがい、働きがいなどを仕事に求める社会人や学生が最近増え、
NGOへの就職を目指す人も年々増加しています。社会貢献という意味でのやりがいなら、
NGOだけでなく、例えば企業のCSRでも見出すことができるはずです。
そこで今回は、社員が気軽に参加できる「OKI愛の100円募金」をはじめ、活発に社会貢献活動を
されている沖電気工業株式会社のCSR担当の方に、企業理念やさまざまな活動事例の紹介とともに、ご自身の働きがいについてもお話いただきたいと思います。

ゲストスピーカー: 松本伸一氏(沖電気工業株式会社 経営企画部CSR室)
官公庁、地方自治体への営業(防災・消防システム)部門、人事・総務部門を歴任後、現職。

進行・アドバイザー:真貝祐一 (PHJミャンマー事務所所長)
一般企業に4年間勤務後、青年海外協力隊としてパナマ共和国にて活動。米国大学での公衆衛生学部修士課程修了後、現職。

■日時:2015年5月25日(月曜) 18時30分~20時30分
■場所: :JICA地球ひろば セミナールーム201AB (JR市ヶ谷駅下車10分)
■定員:20名(先着順)
■参加費:500円(資料代をご寄付としていただきます。)
■お申込み方法:メール本文に名前、所属、電話、を明記の上、
件名に510就活と記載し info@ph-japan.orgまでご連絡ください。
■お問い合わせ:ピープルズ・ホープ・ジャパン TEL:0422-52-5507
担当:長崎昌子

メニュー本を活用しています

地元の助産師さんたちが考案したメニューをもとにPHJが作成したメニューブック。現地の素材を生かして自宅でも簡単に作れる、栄養バランスに優れたメニューを100品ほど紹介しています。栄誉講習の際に配布し、支援先ではワーガサラ村を除いて配布を完了しました。今後の栄養活動やボランティアの方、助産師さん達にも有効活用してもらえることを期待しています。


豆腐、テンペ、魚など素材別、スナック、フルメニューなど用途別に分けられ、栄養価も表示されている

助産師研修のため日本から専門家を派遣

今月は、保健行政区スタッフの能力強化のための活動、保健施設の機能強化活動、保健人材能力強化(助産師)活動を中心に行いました。その中から保健人材能力強化(助産師)活動について詳しくご紹介します。
助産師研修計画策定のため、過去にJICAの母子保健事業に参加された経験をお持ちの吉野八重先生(北里大学准教授)を日本から招き、ワークショップを開催しました。吉野先生が過去にブラジルで従事された母子保健プロジェクトのDVDを上映した他、助産師のスキルに関する講義を行っていただきました。また、支援対象モデル保健センター、州立トレーニングセンター等を視察いただき、カンボジアの医療の実情を知っていただきました。

当団体スタッフ(写真左側の二人)と共にリファラル病院を
見学される吉野先生(写真右)

助産師研修計画策定ワークショップで研修計画について話し合う様子


トレーニングセンターでの新生児蘇生の演習

演習で使用する助産教材。整理されているが、故障して使用できないものも多い
今回の視察から、吉野先生は、専門家の教育には非常に長い時間と労力を要し、現場の助産師たちが困難に感じている優先度の高い問題にフォーカスしてバックアップ体制を整えていくことが必要との見解を示されました。

高等専門学校6校でピア教育を実施しました

HIV/AIDS予防教育の一環として、タイの高等専門学校6校でピア教育が行われました。同年代のピア(仲間)に対して生徒間同士でレクチャーを行う活動で、616名が教育を受け、知識テストではスコアが74%から教育後には97%にアップする成果が表れました。また、HIV抗体検査では学生51名が受診し、うち3名に陽性反応がみられました。このような結果が出たのは今回が初めてで、その後の検査のフォローアップを引き続き進めていく予定です。今回の結果は、タイの現状とこの事業の重要性を再確認するものとなりました。

選ばれた生徒がエデュケーターとしてレクチャー

コップの水に試薬を入れて、HIVの感染拡大の早さを体験

男女交際について生徒自身でシュミレーションをしてみる


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