支援事例:エドワーズライフサイエンス株式会社

タイ 小児先天性心臓病手術 (2010~2016)

エドワーズライフサイエンス株式会社は、米国に本社を置く医療機器メーカーで、循環器疾患や重症疾患と闘う人々に革新的な治療法を提供することに尽力し、世界中の人々の生活の質向上のために日々取り組んでいます。
この活動の一環として、2004年、米国において「エドワーズライフサイエンス基金」が設立され、2011年には200以上の団体に助成し、これまでに世界50か国の団体を支援しています。
2010年, PHJによるタイの小児先天性心臓病プロジェクトへの支援を決定し、当基金が日本の団体を支援する初めてのケースとなりました。2016年10月までに70名以上の子供が手術を受け、元気になりました。


2012年10月に手術を受けて元気になったジャカリン君(8歳)

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支援事例:寄付型自販機で売り上げを寄付

社内に設置した自販機またはウォーターサーバーの
売り上げの一部をPHJへ支援

寄付型の自動販売機をオフィス内などに設置するだけで、飲料1本につき2円~5円をPHJに寄付いただくことができます。社会貢献やCSRの推進が無理なくできる、と多くの企業から好評です。
PHJではサントリービバレッジサービス株式会社の提供している寄付型自動販売機を活用しています。寄付は東南アジアの保健・医療分野の支援活動と、東日本大震災の支援活動の二つからお選びいただけます。現在自動販売機だけでなくウォーターサーバーを通した支援も可能です。
ご参考⇒寄贈いただいた企業様をブログで紹介

自販機の売り上げによる寄付を希望される方やご興味・関心のある方は下記のボタンより入力し、お問い合わせください。

50社以上の協賛により約100台を設置。

東南アジアの保健医療支援活動への寄付
設置協力企業(台数)
  • 菱洋エレクトロ株式会社(5台)
  • 東京電機産業株式会社(1台)
  • 株式会社 牟礼精密(3台)
  • 横河商事株式会社(4台)
  • 横河東亜工業株式会社(3台)
  • 横河商事株式会社 中部支社(2台)
  • 株式会社横河ブリッジホールディングス(2台)
  • オイレス工業株式会社(9台)
  • 株式会社日本旅行(1台)
  • 株式会社ニッセイコム(3台)
  • 医療法人社団永生会永生病院(2台)
  • 国際チャート株式会社(1台)
  • ユニプラ株式会社(2台)
  • 横河電機株式会社(8台)
  • 南町田病院(1台)
  • 株式会社清水合金製作所(3台)
  • 国分電機株式会社(1台)
  • ゼブラ株式会社(1台)
  • ゼオンメディカル株式会社(1台)
  • 株式会社イクヨ(3台)
  • 新東工業株式会社(1台)
  • 日本軽金属株式会社(1台)
  • カトーレック株式会社(1台)
  • 医療法人社団直和会 平成立石病院(2台)
  • 株式会社プロネクサス(1台)
  • 株式会社ジェイ・エム・エス(7台)
  • 社会医療法人社団 花と森の東京病院(1台)
  • 医療法人 裕徳会 港南台病院(1台)
  • 深川病院(1台)
  • 本郷林整形外科病院(2台)
  • 介護老人保健施設やすらぎ(1台)
  • 株式会社イノメディックス(5台)
  • 株式会社リンガーハット(3台)
  • アズビル株式会社(1台)
  • 株式会社 三井ハイテック(1台)
  • 横河ソリューションサービス株式会社(2台)
  • 横河マニュファクチャリング株式会社(1台)
  • 東京計装株式会社(1台)
  • 気仙沼医師会(1台)
  • 株式会社 フィリップスジャパン(1台)
  • 沖プリンテッドサーキット株式会社(1台)
  • 大崎電気工業株式会社(1台)
  • 医療法人慈繁会 土屋病院(1台)
  • アナログ・デバイセズ株式会社(1台)
  • 日本GE株式会社(3台)
  • 株式会社日本HP(2台)
  • エー・アンド・デイ(1台)
  • 横河システム建築(2台)
  • 太陽計測株式会社(1台)
  • 医療法人聖和会 介護老人保健施設さくら(5台)
東日本大震災支援活動への寄付
設置協力企業(台数)
  • 株式会社アシスト(1台)
  • ABB株式会社(1台)
  • ターボシステムユナイテッド株式会社(ABB株式会社の子会社)(1台)
  • ブルガリジャパン株式会社(1台)
  • ジャパンシステム株式会社(1台)
  • 中間貯蔵・環境安全事業株式会社(1台)

支援事例:横河商事株式会社

カンボジア 母子保健改善(2024₋2025)

カンボジアの活動地内のなかでも、特に保健センターへのアクセスが困難な遠隔地域を対象にした安心安全な妊娠・出産支援活動を支援いただきました。この地域では健康に害を及ぼす恐れがある伝統的習慣を継続しており、遠隔地であるがゆえに地域の健康教育を担う保健ボランティアが必要な会議や研修に参加することができず、住民への保健教育が円滑に行えていませんでした。保健センタースタッフによるアウトリーチサービスと地域の連携強化、保健ボランティアによる保健教育、保健センターへの器材供与を行いました。

ベトナム 乳がん早期発見事業(2010-2015)

2010-2015年まではハノイ市とベトナム北部の女性の乳がん早期発見事業を支援いただきました。
乳がん早期発見事業の開始当初はベトナム赤十字傘下のNPO団体CASCDとともに2年間活動を行い、現在もCASCDでは本プロジェクトを独自で実践しています。
その後2013年1月より会員数1,400万人のベトナム・ウィメンズ・ユニオン(VWU)からの強い要請により、さらに広範囲な活動を3年間実施しました。

この活動により、自己触診研修を普及するトレーナーが123名育成されました。さらにそのトレーナーから自己触診法を教わった女性の数は17,222人(目標15,000人)と目標を大幅に上回る結果となりました。なお、自己触診により異常が見つかった131名は全員病院で精密検査を受け、そのうち23名が乳がんと診断され、治療を受けました。
自己触診研修が想像以上に普及した要因は、VWUの支部が自発的な活動を進めたことにあります。今後VWU独自プロジェクトの一つとして継続することが約束され、自立支援のPHJとしては理想的な形で事業を現地移管できました。
2016年1月にハノイで開催された「乳がん早期発見プロジェクト」の事業移管の式典は、ベトナムからVWUのグエン・ティ・タン・ホア代表、チャン・ティ・フン副代表ほか幹部職員が出席しました。日本からは横河商事様の横河惇社長、坂口均取締役、PHJのタイ事務所長ジラナン、本部の蓮見、塩田が出席しました。
式典で横河社長から「本活動のキーワードは、“草の根運動”であり、それを広く、深く、継続的に実施していただきたい」との言葉があり、それに対しVWUのタン代表から「まったく同感であり、その精神を大切にこれからの活動に取り組んで行きたい」との力強い表明がありました。
今後、プロジェクト継続に有力な手段となる“乳房サンプル”50セットが横河社長から活動地域6か所のVWU各支部代表に贈呈され大きな拍手が寄せられました。VWU・横河商事・PHJ 3者の友好の絆をより強固なものにしたことで、ベトナム/日本両国の親善と信頼向上にもつながることを願います。


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ベトナム HIV/AIDS予防教育事業(2009~2010)

ホーチミン市の国立医科薬科大学(UMP)による「HIV/AIDS予防ピア教育」の実施を支援いただきました。座学だけでなく実習やゲームを取り入れた楽しいタイ方式のピア教育を実施しました。ピアリーダー養成研修は「知識教育」と「リーダーシップ教育」で構成されています。UMP学生は医学的知識は豊富ですが、リーダー養成に不可欠の「リーダーシップ教育」を強化する必要があることがわかりました。
3回のワークショップを実施し、累計120名のピアーリーダーを養成し、2010年4月に「そのリーダーが仲間・後輩に伝えるピア教育」を実施し、200名の学生が「知識・技術」の1泊研修をうけました。その後はUMPが独自でHIV/AIDS予防教育を実施することでPHJタイのプログラムとしては終了いたしました。

支援事例:横河商事株式会社

チャリティカレンダー(2006~2018)

2006年から横河商事株式会社様よりPHJのチャリティカレンダー募金に毎年ご協力いただき、社名入りのカレンダーをお取引先や従業員の方に使っていただいています。


 
 
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支援事例:味の素株式会社

インドネシア 栄養改善事業の支援(2010~2013)

ピープルズ・ホープ・ジャパンのインドネシアでの栄養改善事業(2010-2013年)は2006-2008年に引き続きAINプログラムに選ばれ、支援を受けながら活動を進めています。

【栄養教育の一環である栄養メニューコンテストの様子】

また2010年には栄養センターの建設も支援いただきました。
【建設直後の栄養センター】

【栄養センターの開所式】

AINとは(味の素「食と健康」国際協力ネットワーク):味の素株式会社が国連ミレニアム開発目標(MDGs)への貢献を視野に入れ、「食・栄養」分野とこれらに関連する「保健」分野の国際協力支援活動。開発途上国の人々の栄養改善を目的にNGO/NPO、大学などが実施する国際協力プロジェクトへの支援を行うプログラム。

支援事例:アステラス製薬株式会社

インドネシア 助産診療センターの建築(2009~2013)

2009年よりPHJインドネシアの支援地域内に地域保健センター(助産診療センター)3棟の建築をアステラス製薬株式会社より支援していただきました。
各助産診療センターはPHJの支援地域であるティルタヤサ自治区内のポンタンレゴン村(2009)、ススカン村(2010)、トゥンクラック村(2012)に建築され、すでに利用されています。助産師が常駐し、24時間体制で助産・医療・保健サービスが提供できるようになり、妊産婦検診、出産、出産後の健康管理が行われるようになりました。

各センターでの出産割合(2012年)

ポンタンレゴン村:70%
ススカン村:62%
トゥンクラック村:35%


(トゥンクラック村:2012)

(ススカン村:2010)

(ポンタンレゴン村:2009)

(トゥンクラック村センター内)

(トゥンクラック村センター内での母子保健教育)

支援事例:大塚製薬株式会社

ミャンマー 助産診療センターの寄贈(2016)

PHJは大塚製薬株式会社からミャンマーのネピドー地区タッコンタウンシップ内のアレージョン村に助産診療センターの建築を支援していただきました。
新しく建築された助産診療センターでは助産師が常駐し、出産時の分娩教育を行うほか、簡易な治療や妊産婦や村人への継続的な保健教育を行います。これにより、出産や育児に関しての理解が深まるとともに、より安定した母子健康のためのサポートが実現可能となります。
2016年6月24日、現地でミャンマー保健省・ネピドー地区・大塚製薬・PHJの関係者が参列して寄贈式が行われました。

▼大塚製薬株式会社 ニュースリリースホームページ
https://www.otsuka.co.jp/company/release/detail.php?id=3121&date=2016-06-27
▼大塚製薬株式会社 CSRページ
https://www.otsuka.co.jp/csr/health/health-center-myanmar/


完成した助産診療センター(赤いスカートの女性が助産師)

寄贈式の様子
(右:Nay Pyl Taw Council, Mr. H.E.U Tin Htut
左:大塚製薬株式会社業務管理部長 吉永芳博)

カンボジア 緊急時妊婦搬送用バイク車両の寄贈(2012~3 )

PHJは大塚製薬株式会社からカンボジアのコンポントム州バライ郡タノンチュム集合村に緊急時妊婦搬送用バイク車両を寄贈していただきました。2012年3月より車両2台で運用を開始しましたが、その後さらに車両数を増やし、2年間で上記保健行政区へ合計7台を寄贈していただきました。
タノンチュム集合村では、妊産婦が健診や分娩等の保健サービスを受ける際、村から保健センターまでのアクセスが課題となっています。分娩前後での緊急事態に交通の便がないため、医療機関への搬送が間に合わず、重篤な状態に陥る女性も少なくありません。そこで妊婦搬送用バイク車両を寄贈していただくことにより村レベルでの搬送サービスの導入ができ、女性たちが必要な時に村から保健センターへさらに病院への移動が可能になります。


村のお母さんたちによる新車両確認

お坊さんによる車両のお浄め

支援事例:キヤノン株式会社

カンボジア 母子保健改善事業(2008~2011)

キヤノンは、ピープルズ・ホープ・ジャパン(PHJ)が実施している「カンボジア母子保健改善事業」を支援しました。

PHJは1997年から活動している国際医療支援団体です。タイ、インドネシア、カンボジアでの活動の中、東南アジアで最も厳しい状況と言われるカンボジアでは母子保健状況の改善に向けて、人材育成を中心に母子保健プログラムと医療機器寄贈・教育支援などの活動を行っています。
2004年から3年間は「診療所母子保健サービス改善事業フェーズI」として、助産師教育、医療ネットワーク整備、村人の保健知識向上などの地域に根ざした地道な支援活動を行い、一定の成果をあげてきました。
そして、2008年から2011年はフェーズIIとして、衛生モニタリングや物品寄付・支援のほか、子どもたちと母親を対象にした栄養給食・教育活動、助産師トレーニングなど、母子保健サービスを改善するための十分な知識とスキルを身に付けていただくための活動を行い、キヤノンは、このプログラムを支援しました。


保健ボランティアのためのワークショップ

子どもたちへの保健教育

支援事例:セントラル硝子株式会社

タイ 小児先天性心臓病手術(2006~2016)

セントラル硝子はピープルズ・ホープ・ジャパンを通して、チェンマイ県を中心としたタイの北部で小児先天性心臓病手術プロジェクトを支援しています。このプロジェクトの目的は手術や検査を必要とする貧しい家庭の子供を支援すること、心臓病手術に関わる医師、看護師等の教育です。また、過去に手術を受けた子供の家庭訪問も定期的に行い、健康状態をチェックしています。当社は2006年より継続してこのプロジェクトに寄付しています。PHJのタイ事業が現地に移管された2016年10月までに、97名の患者が手術を受けることができました。下の写真は2011年に手術を受けた子供の写真と感謝の手紙です。


2011年12月に手術を受けたヌタパットくん(2歳 男)

支援事例:第一三共株式会社

タイ HIV/AIDS予防教育(2010.4~2011.3)

第一三共株式会社は、ピープルズ・ホープ・ジャパンを通じて、タイ チェンマイ県で若者を対象に展開されている HIV/AIDS予防教育を支援しています。
ピア教育(*)を実施している大学のひとつ、私立パヤップ大学の学生の交流の場「学生コーナー」にパソコン、デジカメなどを寄贈し、有効に利用されています。またパヤップ大学生などを対象にしたピアリーダー養成教育をはじめ、大学新入生から地域の中学生まで多くの若者(2010年4月~12月で延べ2030名)を対象にピアリーダーがHIV/AIDS 予防教育を相次いで実施しています。今後ともピアリーダーの育成と、彼等によるピア教育活動を展開することにより、タイ若者のHIV/AIDS 予防教育の成果を高めてまいります。
(*)ピア教育: ピア(peer)とは「仲間」を意味し、同世代の間でメッセージを伝えていく教育法のことを指します。HIV/AIDSや恋愛、対人関係について話す時は、同年代の方がオープンに話しやすいという観点から生み出された教育法です。


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