支援事例:横河電機株式会社

インドネシア 地域保健センター建築(2008~2015)

横河電機は2008年以来、インドネシア国セラン県において(認定NPO法人)ピープルズ・ホープ・ジャパンを通じで母子健康改善活動を支援しています。セラン県はジャカルタの西80Kmにある地域で貧しい村々でPHJは、妊産婦の健康を改善するために、まず助産師の育成と妊産婦対象の保健教育を行い、さらに2009年、安全な出産を支援するために地域保健センターを建築しました。ここには助産師が常駐しているため、24時間体制でお産が可能となりました。この地域の出産可能な女性人口は約500人、年間出産数は約100人です。
2012年は、地域保健医療システム強化事業としては、新たな診療所の建築支援を行ったほか、上水道の設備のない地域で安全な水を確保するために手掘りの深井戸を掘削しました。また栄養改善教育事業では、新鮮で安価な食材確保のための栄養菜園開発を行い、期待以上の収穫を得ることができました。このような活動は、国連ミレニアム開発目標 ゴール4(乳幼児死亡率の削減)とゴール5(妊産婦の健康の改善)の達成に貢献しています。

支援事例:日野自動車販売(タイランド)・タイ日野製造

タイ 子宮頸がん、乳がん検診用ミニバスの寄贈(2010年~2013年)

日野自動車販売(タイランド)とタイ日野製造はピープルズ・ホープ・ジャパン(PHJ)のタイ事務所(*)がタイ北部チェンマイ県で継続実施している子宮頸がんと、実施を計画している乳がん予防教育活動を支援するためにミニバス( XZU 303R-4W)を寄贈しました。
タイではがんによる死亡が急激にふえています。なかでもタイ人女性の死因1番目である子宮頸がんと2番目の乳がんの予防に向け、チェンマイ保健局とPHJは検診のチャンスを広げるモバイル・クリニックを必要としていました。
両社はこうした事情を理解し予防・検診活動を行っているPHJにミニバスを寄贈することを決めました。

(*)PHJでは1998年からタイ北部の都市、チェンマイに事務所(PHJタイランド)を置き、子宮頸がん予防教育、障がい児支援、小児心臓病手術、HIV/AIDS予防教育などの支援活動を行っています。
2010年4月30日に寄贈式がバンコックで行われ、両社の代表、PHJ代表、PHJタイ代表が出席しました。

支援事例:カルティエ

母子栄養教育、伝統楽器の寄付(2008~2010)

カルティエ社はLoveチャリティキャンペーンを通して、2008年からLove Dayの売り上げの10%、さらにLoveチャリティブレスレットの年間売り上げの10%をピープルズ・ホープ・ジャパンに寄付してくださいました。このご寄付によってカンボジア コンポントム州で母子栄養教育活動と子供たちへ給食を与えることができました。また長い内戦で失われた伝統文化の復活の一端として伝統的な楽器を寄付し音楽教室を開催して伝統文化の継承にも寄与しています。
2010年も引き続きLoveチャリティブレスレットの売り上げの10%を寄付していただきました。


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