━━━━━━━━━━━ 2016年11月30日
アジアの母と子をささえる 国際保健医療支援団体
ピープルズ・ホープ・ジャパン(PHJ)
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こんにちは。
PHJインターンの佐藤です。
早いもので11月も終わりが近づき、12月に入りますね。
今年もあと1か月!みなさんやり残したことはないですか??
晴れ晴れしい気持ちで2017年を迎えるべく、
PHJは残りの1か月も最後まで元気に活動していきます!!
たくさん食べてたくさん寝て、手洗いうがいもしっかりして、
インフルエンザに負けないようにしていきましょう!
そしてそして、2017年のカレンダー募金もまだまだ受け付けております!
私のお気に入りはタイの子が描いてくれた1月の絵。
4匹のカラフルなねずみたちが寄り添う姿、とても可愛いです。
年明けの準備としてチャリティーカレンダーはいかがでしょうか。
詳細はこちらをご覧ください
http://www.ph-japan.org/support_calender
それでは、今月のお知らせです!
===CONTENTS=========
【1】Topics ・・・・・・・・・・・コミュニティと健康
【2】海外活動レポート・・・カンボジア・ミャンマー
【3】国内活動レポート・・・東日本大震災の支援
【4】今月の東京事務所・・むさしの国際協力祭りに参加しました
【5】12/12のUHC・デーにパートナーとして参加!
【6】いろいろな形で支援できます!
【1】Topics ・・・コミュニティと健康
PHJは東南アジアの支援とともに
東日本大震災の支援も行っています。
PHJスタッフの横尾が
東日本大震災の支援の調査のために、
11月初めに石巻と気仙沼を訪問しました。
(下記の国内活動レポートをご覧ください)
東日本大震災から5年半がたち、
被災地の課題は刻々と変化しています。
様々な状況の変化により震災以来築き上げてきた
仮設住宅のコミュニティがバラバラになり、
体調を崩す入居者が増えているそうです。
このような状況に対し自治体は
包括的な支援を始めようとしています。
PHJの東南アジアでの母子のケアも、
現地の人とつながりながら
地域全体の包括支援を行っていますが、
医療や健康はコミュニティと切っても切り離せない関係にあるのだと、
改めて感じました。一時的な支援や物資の支援だけではなく、
継続的かつ包括的な支援の必要性を感じる今回の訪問でした。
【2】海外活動レポート・・・カンボジア・ミャンマー
《カンボジア》
1年しか助産教育を受けておらず臨床経験の少ない
准助産師向けに能力強化トレーニングをしました。
▼トレーニングの様子はこちら
http://www.ph-japan.org/program_cambodia_maternal_54
《ミャンマー》
産前の教育を4つの村で実施しました。
▼教育の様子はこちら
http://www.ph-japan.org/program_myanmar_maternal_31
【3】国内活動レポート・・・東日本大震災支援
《東日本大震災支援》
石巻、気仙沼を訪問した記録です。新たな課題がみえてきました。
▼訪問の様子はこちら
http://blog.livedoor.jp/ph_japan-saigai/archives/54685164.html
【4】今月の東京事務所・・・・・むさしの国際協力祭りに参加しました
PHJは今年もむさしの国際協力祭りに出展。
インターンの國井さんがカンボジアの友人に
協力してもらい、多言語紙芝居にクメール語で
参加しました。
ポーランド語、フランス語、ロシア語、英語、
韓国語、などまさに多様な言語で楽しむ紙芝居!
会場は大いに盛り上がりました。
▼当日の様子はこちら
http://blog.livedoor.jp/ph_japan/archives/52235544.html
【5】12/12のUHC・デーにパートナーとして参加!
12月12日は、「ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)・デー」
誰もが、どこでも、お金に困ることなく、自分の必要な質の良い保健・医療サービスを受けられる状態を実現するよう世界に呼びかける日です。PHJはこのUHCデーのパートナーとして参加しています。
▼UHCデーのWEBサイト
http://uhcday.jp/
【6】いろいろな形で支援できます!
★★自動販売機でPHJに寄付ができます。
ドリンクを買うだけで、PHJに支援ができる。
そんな自動販売機をオフィス内などに設置して社会貢献してみませんか?
すでに設置いただいている企業・団体様は50社以上!
設置をはじめメンテナンスはすべてサントリービバレッジサービスが行います。
http://www.ph-japan.org/corporate_sponsor_vendingmachine
★★gooddoのワンクリックでご支援を!
NPOやNGO団体に、無料で支援を贈ることができるgooddo。
1日1回、「応援する」のワンクリックで、PHJに支援をしていただくことができます。
お仕事や家事の合間のわずかな時間に、gooddoからPHJへの応援をお待ちし ています。!
http://gooddo.jp/gd/group/peopleshopejp/?from=fbn0
★★Tポイントカードやクレジットカードで寄付〈yahoo!ネット募金〉
yahoo!ネット募金でPHJに支援することができるようになりました。
Tポイントカードのポイントを寄付することもできます!
http://donation.yahoo.co.jp/detail/5011001/
★★断捨離で支援!
使わなくなったバックや服を寄付して、
ショッピングをして、
PHJを支援することができるようになりました。
海外ファッション通販サイト「waja」の
【ファッションチャリティプロジェクト】
http://www.waja.co.jp/fcp/npo/activity/8.html
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最後まで読んでいただきありがとうございます。
お問い合わせやご感想など
info@ph-japan.org までお寄せください。
◆メール配信対象
本メールマガジンは、メールマガジン登録の手続きをしてくださった方々やPHJを
支援してくださっている方々、PHJの運営委員の方々ににお送りしています。
◆メール配信解除
メールニュースの配信停止をご希望の方は、以下のページにてお手続きを
お願いいたします。
≫ http://www.ph-japan.org/about_mailmagazine
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発行者:ピープルズ・ホープ・ジャパン
国際保健医療支援団体 認定NPO法人第1号
代表 廣見 公正
広報 南部 道子
〒180-8750 東京都武蔵野市中町 2-9-32
Tel: 0422-52-5507 Fax: 0422-52-7035
e-mail:info@ph-japan.org
URL: http://www.ph-japan.org
Copyrightピープルズ・ホープ・ジャパン
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投稿者: phj
支援事例:田辺三菱製薬株式会社
インドネシア 地域保健センターの建築支援(2013~2015)
インドネシア農村部では社会インフラや地域医療が遅れているため、乳幼児死亡率や妊産婦死亡率が高くなっています。このような状況を改善するため、田辺三菱製薬は2013年にPHJが実施しているインドネシアの地域保健改善事業を支援することを決めました。対象地はバンタン州セラン県ティルタヤサ自治区 スジュン村とし、第一ステップとして地域保健センターを建築しました。このセンターは2013年7月に完成し、運営を開始しました。10月8日のセンターの開所式と看板の序幕がティルタヤサ自治区の代表やタナベ・インドネシアの社長および社員参列のもとに和やかに開催されました。
![]() (開設された地域保健センター) |
![]() (開所式に参列したTanabe Indonesia社長と助産師他) |
地域保健センターの利用率
2013年7月から12月までにセンターは一般診療400件、妊婦健診108件、出産20件、避妊処置86件、予防接種46件で利用されました。
2014年には助産師が常駐していない時期があったものの、月平均1件以上の出産に利用されました。2015年1月から10月までの利用は一般診療227件、妊婦健診295件、出産10件、病院への転送16件でした。
地域保健センターでの母子保健教育
妊婦や母親への保健指導は重要で、スジュン村では毎月助産師による妊婦教室(写真下)が開催されています。妊婦教室へ参加した妊婦さんたちは「家からも近く、助産師さんが親切で知識もあり、妊娠について学べてうれしいです。他の妊婦さんたちと話ができるのもよいですね。妊婦の栄養などについても学ぶことができました」と話していました。
![]() (妊婦教室) |
![]() (診察に来た親子に問診を行う助産師) |
地域保健センターで出産した母親(ヤンティさん)の話
センターで出産したのはいつも家に来てくれている助産師さんがいるからです。出産までいろいろアドバイスをくれました。設備も整っていて、助産師さんがいろいろチェックしてくれました。安心して出産できました。出産後もビタミン剤の処方、カウンセリング、子供の予防接種などで相談しました。
![]() (整頓され機能的に使われている診察室) |
![]() (ヤンティさん親子) |
助産診療センターの着工と母子保健ボランティア育成開始
【ミャイエ村 助産診療センターの着工】
ミャイエ村でいよいよ、助産診療センターの建築工事が始まりました。支援対象地域のミャイエ村では、助産診療センターの建物がないため、助産師さんの自宅での診療が行われています。
そこで、衛生的な施設での診療や健診、分娩が行えるようPHJでは助産診療センターを建築することにしました。

建築にあたっては、建築運営委員会を作り、村の人々が中心になって運営を行っています。

※助産診療センターとは
ミャンマーでは、村の人たちが病気やケガをしたり、妊婦健診や産後検診を受ける際には助産診療センターという村にある一次医療を提供する保健施設で助産師さんによる診療が行われています。
つまりミャンマーの村で働いている助産師さんは、妊婦のケアだけではなく、風邪や軽いケガなどの一般的な診療も行わなければなりません。
【ミャイエ村 母子保健教育のための母子保健ボランティアの育成】
ミャイエ村では助産診療センター建築と同時に、村で母子保健教育を行うための母子保健ボランティアの育成も始めました。ミャイエ村は市街地からとても離れた地域のため、出産に関する正しい知識を得られる機会が少ないのが現状です。母子保健ボランティアが、自分たちの住んでいる地域で母子保健教育を行い、多くの女性が出産に関する正しい知識を得られるようPHJはサポートしています。

母子保健ボランティアのトレーニングの様子

楽しく、気合も十分なボランティアさん達。
安全なお産を応援するギフトセットを配布開始
保健センターや医療機関での定期的な妊婦健診や分娩、産後検診を奨励し、安全なお産を少しでも増やすため、
妊産婦さんへのギフトセット配布を1月よりスタートしています。
ギフトセットは2セットあり、妊婦健診・分娩奨励用と、産後検診・家族計画奨励用となります。
産前の検診や産後のケアや家族計画は、次のお産や今後のお母さんの健康にも大きく関係します。
奨励用のギフトセットは事前に購入し、各保健センターで配布してもらうためにまとまった個数を渡しに行きました。


さらに、地域住民に対してもポスターを使って奨励セットについて説明し、保健センターや医療機関での妊婦健診、分娩、産後検診をすすめています。

さて、今後保健センターでの健診、出産、産後の検診が一気に増えることを期待します。
こちらの活動については2月中旬より日本の皆様からの支援を募る予定です。
専門家による保健行政区の評価と計画策定
ストゥントロン保健行政区による母子保健事業活動の評価と
2017年の活動計画策定のため、2016 年12月末に
国際保健の専門家である岡本美代子先生(順天堂大学 医療看護学部 大学院 医療看護研究科)を招き、
3日間かけてワークショップを実施しました。
保健行政区からは、保健行政区長、副行政区長、母子保健担当、結核担当が参加し、
PHJスタッフは現地スタッフ6名と駐在スタッフ3名が参加しました。
他の保健行政区の視察、成功事例やマネジメントの講義、それらを踏まえた
活動の振り返りと年間計画の見直しと再構築を行いました。

(チョンプレイ保健行政区を視察。その地域の母子保健の問題点とそれに対してどのような手段で問題解決を図ったか、事例を共有しました。)

(他の保健行政区、保健センター見学を通して得られたことを整理)
段階的できめ細かなワークショップにより参加者の理解が深まり、
保健行政区側も積極的に発言をしていました。
今回のワークショップの内容や学びを今後の活動に
活かしたいという前向きな意見も見られ、
2017年の保健行政区の活動が良いスタートを切ることができたのでは
ないでしょうか。

azbilみつばち倶楽部様より2016年度もご支援をいただきました
アズビル株式会社をはじめとするazbilグループの有志社員・役員が参加する自主的社会貢献プログラム「「azbil みつばち倶楽部」より、2016年度の支援先の一つとして、ピープルズ・ホープ・ジャパンの活動を選んでいただきました。
2013年より4年続いて,公益財団法人パブリックリソース財団が運営する寄付サイトGiveOneを通じて10万円が送られました。
下記がアズビル株式会社の2016年10月12日のニュースリリースです。
「azbil みつばち倶楽部、社会福祉団体などに663万円の支援を決定
http://www.azbil.com/jp/csr/contribution-to-society/mitsubachi.html
azbilグループ社員の皆様のあたたかいご支援に、ピープルズ・ホープ・ジャパンのスタッフ一同心より感謝いたしております。
頂いたご寄付は私たちの活動に有効に使わせていただきます。
助産師のスキルチェックを行いました。
現地の母子保健状況を把握する一つの目安として、
助産師のスキルチェックを
2つの助産診療センターにて行いました。
チェックの対象となったのは14名の正助産師さん。
赤いロンジーをはいた助産師さんが、産前健診・産後健診で診るべきポイントや検査がきちんとできているかを
タウンシップの保健婦長が評価しました。


本募金により支援した病院数の報告
本募金で支援した病院の総数は59病院となります。
具体的には被災した全日本病院協会所属の病院は熊本県58病院で、うち57病院(1病院辞退)を支援。また、大分県では4病院が被災し、うち2病院 (2病院辞退)を支援しました。
保健センターの補修・改善工事が進行中
PHJの活動地にある保健センターは、老朽化などの影響で利用者や働く人にとって危険な状態のままに使われているところがあります。
保健センターに関わる誰もが安心して利用したり、働いたりできるように現在2か所で補修や改善工事が進んでいます。
【天井改修工事:アレアッタノー保健センター】
センターに入ってすぐの玄関部分の天井。何かのきっかけで天井が落ちてきそうなほど無数の穴があいています。

工事中の様子

工事終了後、美しく生まれ変わった天井のもとで、話し合いが行われています。取り付けられた電燈、実は施工してくれた男性が、奥様がこのセンターで出産したとのことで寄贈してくださいました。

【土手埋め立て工事:クポッタゴン保健センター】
道路が土手の上にあり、保健センターとの間が谷のようになっているため、道路から保健センターに渡るときに転がり落ちる危険がありました。とくに夜間など周囲が暗いときなどは道路や橋などの境目が見えずらく危険が増します。

周りを煉瓦で囲い、埋め立て工事を始めたところ。

埋め立てがほとんど完了しています。これなら安心して保健センターに行けますね。

母子保健教育
PHJの活動地のアレージョン村、カンター村、ノイエ村、キンター村の4村で母子保健教育を実施しました。
取り扱った内容は、産前のケア。
アレージョン村で19人、キンター村 6人、ノイエ村10人、カンター村で13人が参加しました。
村の大きさや人口が異なるので、参加人数はばらつきがありますが、
村での周知が徹底していないところもあるようなので、
課題として取り組んでいく予定です。
ただPHJが支援を始めることで、定期的に教育が開催されるようになり、
母子へのケアの重要性を地域全体で認識し高めていくことに
貢献できると考えます。
写真はノイエ村の教育の様子です。







