第18回理事会、第16回総会が開催されました。

8月22日(木)東京千代田区にある如水会館で第18回理事会が開催され、2013年度の事業報告、決算報告、2014年度の計画と予算が討議され承認されました。事業に関してはカンボジアの林所長、インドネシアの伊藤所長、タイ・ベトナムのジラナン所長が報告を行い、東日本大震災復興支援について横尾が報告しました。
上記の議案は引き続き開催された第16回総会に付議され、異議なく承認可決されました。
タイのジラナン所長は1年ぶりの来日でした。

ベトナムから乳がん検診推進活動の報告のために来日したコーディネータージュンさん、ウイメンズユニオンのウォンさんも理事会に出席しました。

懇談会が終わった後にお茶をして記念撮影。
一番下段が来日組。右からウォンさん、ジュンさん、ジラナン所長、林所長。

ベトナムから報告のために来日!

乳がん検診推進プロジェクトのコーディネータージュンさん、ウイメンズユニオンのウォンさん、タイのジラナン所長とともに来日しました。来日の目的はこの事業を支援していただいている横河商事株式会社様への活動報告です。
写真は横河商事様オフィスでのプレゼン前の写真。
下列右端がジュンさん、中央がウォンさん、左がPHJタイのジラナン所長。上列中央が横河商事の神谷理事、右端がPHJ東京スタッフの蓮見、左端が塩田。

プレゼンでは活動の背景から、活動の核となるウイメンズユニオンの紹介、活動の内容や実績などを紹介しました。メイントレーナーのジラナン所長も詳しい自己触診の内容について紹介。
プレゼン後は日本の食事を堪能していただきました。

新生児と妊娠全般に関する教育

村の女性たちに妊娠中は妊婦健診を必ず受けることや 血圧、ヘモグロビン、尿たんぱくには気を付けるように、と伝えました。
新生児は生後6か月は母乳の徹底をし、離乳食ではバランスのよい食材を使い偏食をさけるようにと指導を行いました。

無料での妊婦健診も実施しました。

東京事務所のスタッフが視察

東京事務所スタッフの畑が8月にチェンマイへ出張。活動を視察してきました。
実際に活動を目にするとヘルスボランティアの働きに驚かされます。彼女達が日々村の女性に啓蒙しなければ、このキャンペーンにくる女性は数少なかったことでしょう。
下の写真は受付を行っているところ。

さらに乳がんの自己触診法も伝授しています。教えているのはPHJタイのスタッフ、ジョイ。乳がん、子宮頸がんの正しい知識を伝えながらも持ち前の明るさで盛り上げていました。

Tシャツで産後ケア推進!

写真は保健ボランティア会議のワンシーン。黄色いTシャツを着ていますが実はこれ保健教育の一環。産後ケアの重要性を説き、保健センターへ行くことを進めています。彼らがこれを来て歩くことで村人への啓蒙になります。しかも、黄色なので村の中で大いに目立つことでしょう。

【報告】「企業のノウハウ活用でNGOの組織運営」をテーマに講演しました

2013年2月にフォレストパートナーシップ(環境省)主催の
第2回:企業とNGO/NPOの新たなパートナーシップ~キャパシティビルディング~
というセミナーで「企業のノウハウ活用でNGOの組織運営」をテーマにPHJ代表の木村が講演をしました。
下記サイトに講演の内容を掲載しています。 ↓
http://www.env.go.jp/nature/shinrin/fpp/exchange/seminar2012_02_b.html

村をまわって衛生教育の効果をチェック

村人に教育を実施した後、その効果があったかどうかをチェックしにスタッフが村を回ります。

 
 
 
 
 
 
村人の自宅を訪問し、インタビューをしたり、水回りのチェックをさせてもらったりします。

 
 
 
 
 
 
上の写真は井戸で汲んだ水をためておく水瓶。比較的清潔に保たれている例とのこと。
なぜならふたをきちんとしているから。

 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
井戸やトイレもチェックします。

 
 
 
 
 
 
家の周りにゴミが落ちていないか、なども確認します。
経済的な状況など家ごとにさまざまな問題があったりするため、
衛生教育を実施だけではきれいなるとは限りません。
ただPHJスタッフに見られることで意識するようになるでしょう。
教育の後の見回りも重要な仕事なのです。
 

楽しむことの大切さ

東京事務所のスタッフ中田がベトナムへ活動視察に行ってきました。
下は自己触診検診をベトナム・ウイメンズユニオンのトレーナーが教えている様子。

グループワークの結果を発表し、意見交換も行われました。
ベトナムでの活動のトレーナーとなっているPHJタイ事務所のジラナン所長はこの日の活動を見学し、「参加者がもっと楽しんでできる工夫を!」というアドバイスが。
真剣に取り組む課題ではあるけれど、活動を継続させること、普及させること、を考えると、参加者が楽しめることも重要。というのがたくさんのトレーナーを育ててきた経験者の意見なのでしょう。

またトレーニング後には今後の改善点など細かな課題に対して真剣な議論が取り交わされました。


TOP