ミャンマー 活動レポート

2017年8月29日

新築のサブセンターで産声があがる。

2017年6月下旬に新しく建設されたミャイエサブセンター。
サブセンターとは村の一次医療施設であり、人口約3千~1万人をカバーしています。
サブセンターには助産師と公衆衛生スーパーバイザーⅡが1名ずつ配属され、一般診療から母子保健サービス、予防接種などの公衆衛生活動の役割を担っています。
もちろんサブセンターには分娩施設も備えており、
開設してから今までに6件ものお産がありました。(2017年8月17日現在)
PHJでは、ミャイエサブセンター開設前からこの村での母子保健教育を始めていました。
その甲斐もあって、ミャイエサブセンターで出産した6名の女性のうち、4名の女性が母子保健教育を受けており、さらに、2名は2回も受講していました。

新築されたミャイエサブセンターでの母子保健教育は7月から始まっています。
7月は15人の妊婦さんが、8月は14人の産後のお母さんたちが集まり、母子保健ボランティアの説明に熱心に耳を傾けていました。

助産師を監督する立場である婦人保健訪問員も同行し、妊娠中の生活上の注意点、お産の準備、栄養についての講義を行いました。

母子保健教育の後は分娩室の見学を行いました。

今後も母子保健教育を続けることで、村の女性たちが的確な知識を持ち、安全なお産ができるようにPHJはサポートしていきたいと思います。


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