ミャンマー 活動レポート

2017年4月27日

「出産体験を語る」助産診療センターの利用促進活動

助産診療センターでの出産件数をあげるため、カンタ―村の助産診療センターで母子保健教育と合わせて助産診療センターの利用促進活動を行いました。

自宅出産が当たり前だと感じている人に、助産診療センターで出産するメリットを理解してもらうのは至難の技。
そこで、実際に助産診療センターで出産した女性に、その体験とともにセンターで出産するメリットを語ってもらうことにしました。
協力してくださったのは4か月ほど前に助産診療センターで出産した34歳の女性。

彼女の話によると
以前は出産時に自宅で伝統的産婆さん(医療知識を持たない出産介助人)に介助してもらいましたが、今回は妊婦健診の際に助産師のすすめにしたがい助産診療センターで助産師に介助されて出産し、自宅での出産に比べてとても安全だと感じたとのことでした。
このようなリアルな体験をもとに助産診療センターでの出産に関する前向きな話を他の参加者と共有することができました。
今後は、出産体験の共有だけでなく、ツアー形式で助産診療センター訪問など予定しており、実際に見たり、聞いたりすることで助産診療センターの良さを肌で感じてもらい、助産診療センターの利用促進向上を図っていきます。


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