カンボジア 活動レポート

2026年10月26日

【現地スタッフの声】オフィスの中からお母さんと赤ちゃんの笑顔を支える経理・総務の奮闘

ピープルズ・ホープ・ジャパン(PHJ)カンボジア事務所で、経理・総務アシスタントとして活躍するスレイベットさん。
オフィスの税金手続き、備品管理、現場活動のロジスティクス手配まで、事務所のバックオフィス全般を前回紹介したソペックさんとともに力強く支えています。

大学で人事管理を学び、子ども支援の現場や教育機関でキャリアを積んできた彼女が、なぜPHJを選び、どのような想いで日々の業務に向き合っているのか。
彼女の誠実なお人柄と情熱に満ちたストーリーをお届けします。

人事管理からお母さんと赤ちゃんの命を守る一員に
私は大学で人事管理の学士号を取得した後、子ども支援施設でのケアスタッフ(ルームマザー)や、インターナショナルスクールでの総務アシスタントとして長年働いてきました。
カンボジアには数多くのNGOがありますが、私がPHJで働くことを選んだ理由は「お母さんと赤ちゃんの双方の安全と、健やかな暮らしを守る支援に直接貢献できるから」です。現場で直接医療を届けるスタッフだけでなく、オフィスからその活動を支えることもまた、命を守る大切なプロセスだと実感しています。

行政手続きからロジスティクスまで――スムーズな活動を支える舞台裏
私の役割は、事務所やプロジェクトの活動が円滑に進むよう、事務・経理から資機材や会場の手配まで、バックオフィス全般をサポートすることです。
行政や税金関係の各種手続きから、事務所の維持管理、現場での活動に必要な備品の準備や調達まで、業務は多岐にわたります。現場で働くチームメンバーや現地のパートナーが、不安なく目の前の活動に集中できるよう、陰ながらしっかりと全体を支えることを心がけています。

一軒一軒のお店を回り、粘り強く交渉
日々の仕事の中で、最も大変だと感じるのは活動資機材や備品の「相見積もり(価格見積書)」の取得です。
例えば、3月に見積もりを依頼しても、実際の購入が4月になると価格が上がってしまったり、そもそも多くの店舗が見積書の提供自体を嫌がったりすることがあります。プロジェクトの貴重な資金を正しく使うためには、この手続きをうやむやにはできません。
私は、諦めずに謙虚な姿勢で一軒一軒のお店を足で回り、「少しでも安くしていただけませんか」と丁寧にお願いを重ねるようにしています。泥臭い努力ですが、誠意を持って対話することで、お店の方も理解を示してくれるようになります。

チームの頼みを全うする喜びと、現地パートナーと歩むPHJの強み
この仕事の中で最もやりがいを感じるのは、「上司や所長、そしてチームの仲間から依頼されたタスクを、無事に最後までやり遂げられた瞬間」です。自分のサポートがチームの力になり、無事に活動が成功したとき、大きな達成感を覚えます。
また、私が感じるPHJの最大の魅力は、NGOが単独で地域に介入するのではなく、地方行政や保健センターなどの現地のパートナーと深く協力・連携しながら活動を展開している点です。
一方的な支援を与えるのではなく、現地の組織や人々の力を高めながら一緒に歩んでいく。その確かな姿勢があるからこそ、PHJの活動は地域に根ざし、持続可能な変化を生み出せているのだと確信しています。

村での調査も

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