カンボジア 活動レポート

2025年7月31日

遠隔地への訪問支援で妊婦健診を実施

PHJは、保健センタースタッフが遠隔村を訪問して予防接種を行うサービスをサポートしています。(詳しくは2024年12月のレポートへ)

予防接種の機会を活かし、母子保健や衛生、デング熱やマラリアの予防に関する教育や指導も行っています。
今月は対象18村のうちの5村で、訪問支援を行いました。
また助産師が同行しているため、妊婦5人が妊婦健診を受けることができました。

対象地域は山岳地域で道路が未整備で、交通の便も悪く、
保健センターから片道3時間以上かかる村もあるため、
妊娠・出産や健康上に問題を抱えていても、医療施設へ足が向かない、という課題があります。
しかし、訪問支援を継続してきたおかげで、ある男性は
「保健センタースタッフの感じが良かったから、妻が出産するときは保健センターへ連れて行きたい」と話してくれました。

訪問支援サービスは、保健センタースタッフ、保健ボランティア、そして地域コミュニティの協力によって実施しています。
こうした関係の中で信頼が築かれ、地域全体で持続的に健康づくりに取り組むための基盤が強化されています。
【本事業は横河商事株式会社様からのご支援により実施しています。】


TOP