5月からインターンとしてPHJの活動に関わらせていただいております。
順天堂大学大学院医学研究科の武井芙美と申します。
なぜ国際保健へ?
私は手術室で看護師として勤務していましたが、多くの予防可能な生活習慣病によって発生した疾患に対する手術を繰り返す日々の中で予防の重要性を痛感しました。このことから公衆衛生がより多くの人々をより長期的なウェルビーイングにつなげられると改めて感じました。
そのため、私は生まれた場所に左右されず健康な生活を送り長期的な健康を守る観点からグローバルヘルスを目指しました。
しかし…
国際保健活動とは現地活動だけで成り立つものでありません。活動の裏にはそれを支える様々な仕組みが存在しています。
このような活動を支える基盤作りを学ぶことで自分一人では何事も完結しないこと、周囲へのアプローチの経験を得られると思います。PHJは決して現地の人々への押し付けではなく、相手のニーズを確かに捉えて長期的な支援を根気よく行っていることが特徴です。
国際保健は非常にやりがいがあり時には冒険的な分野ですが、自分が現地の人々を助けるんだ!という独りよがりな気合と正義感だけでは難しい現実もあると思います。
それを支えて下さる寄付者の方々、事務所の方々、現地の方々との連携で成し遂げられているという国際保健の全体像を学ぶことが今の私にとって重要だと考えています。
そして…
今回のインターンでは”支える側”の一環としてPHJの、そしてグローバルヘルスを多くの方々に理解していただくことを目指して試行錯誤し、その中で、自分なりのグローバルヘルスに対する価値観や視点を深め、形にしていきたいと考えています。まだまだ学ぶことばかりですが、精一杯頑張りますので、どうぞよろしくお願いいたします。
