カンボジア コンポンチャム州子どものケア支援ネットワーク強化事業
（期間：2018～ 対象地域：コンポンチャム州）
PHJはコンポンチャム州で2014 年から妊娠・出産・産後期を中心に保健センターでの母子保健サービスを強化し利用増を促進する活動を実施してきました。しかし、村での活動を実施する中で5 歳未満の子供の健康問題が顕在化。男女ともに完全母乳育児期が終わり、離乳食が始まる6 ヶ月を境に低栄養の割合が増加し、特に1歳から2 歳未満の男児では低体重26.0%、低身長19.5% でした*。「低栄養」は子どもたちが病気にかかるリスクを高めるだけでなく、成長に及ぼす負の影響は生涯に渡り続くといわれています。
＊岩本、他、「カンボジア国コンポンチャム州における子どもの慢性低栄養の男女差」、2016
【本事業は、外務省日本NGO連携無償資金とサポーター企業・団体、個人の皆様からのご支援により実施しています。】
活動内容
本事業は、保健センタースタッフと村のボランティアが支援ネットワークを形成し、地域の子どものケアに関する知識普及や実践促進を行うことにより、5 歳未満児の予防可能な死亡を削減しつつ、健康な成長発達が促進されることを目的とします。子どもの栄養改善など健康増進や疾病予防に対する地域住民の関心を高めて家庭でのケア実践の増進を狙いとしています。
保健センターでの予防接種、成長モニタリングなどの健診や小児疾病管理の保健サービスを提供できる体制づくりをコミュニティの参画のもとに推進します。
活動レポート
2021/1/13
日本NGO連携無償資金協力の署名式典 詳細はこちら
2020/12/27
ペンの寄贈をきっかけにSDGsの啓発活動を 詳細はこちら
2020/11/27
運営委員会に現地の人々がオンラインで初参加 詳細はこちら
2020/10/27
30名以上の支援者からのマスクを医療ボランティアへ寄贈 詳細はこちら
2020/09/27
栄養研修の開催 詳細はこちら
2020/08/27
クポッタゴン保健センター産後ケア室 完成式典を開催しました 詳細はこちら
2020/07/27
個人の方からマスクを寄贈いただきました 詳細はこちら
2020/06/27
妊婦健診・産後検診普及の啓発活動のリフレッシュトレーニング 詳細はこちら
2020/05/27
COVID-19対策に医療物資を寄贈と啓発活動を実施 詳細はこちら
2020/04/27
運営委員会・保健ボランティア会議で新型コロナウイルス対策支援 詳細はこちら
2020/03/27
より効果的な子どものケア教育活動のためのブレインストーミング 詳細はこちら
2020/02/21
産後ケア室の地鎮祭を実施詳細はこちら
2020/01/27
特別行政機関に指定された保健行政区での研修を実施詳細はこちら
2019/11/27
身体測定と栄養教育の研修詳細はこちら
2019/10/20
保健ボランティア向け追加研修の実施詳細はこちら
2019/09/20
日本NGO連携無償資金協力の署名式典詳細はこちら
2019/08/20
母子保健ボランティア向けに自転車を寄贈詳細はこちら
2019/07/20
母子保健ボランティア 産後検診啓蒙のためのトレーニング詳細はこちら
2019/06/20
フードデモンストレーション（離乳食の調理実習）を実施詳細はこちら
2019/05/20
保健ボランティア向けに母子保健の研修を実施詳細はこちら
2019/04/20
小児統合疾患管理トレーニングの実施詳細はこちら
2019/01/20
保健行政区におけるPDCAの理解と定着に向けて詳細はこちら
2018/11/26
お母さんと子どもの健康をささえるダイアリー作成詳細はこちら
2018/10/26
多岐にわたるPHJの活動詳細はこちら
2018/9/26
洪水被害を受けた地域での支援活動（健診、健康教育、水の配布）詳細はこちら
2018/8/26
洪水の発生にともなう健康被害予防の支援活動の開始詳細はこちら
2018/7/26
現地への事業の引継ぎ会議を実施詳細はこちら
2018/6/27
栄養たっぷり！お粥の調理実習詳細はこちら
2018/4/26
正しく説明できてる？母子保健ボランティアの家庭訪問詳細はこちら
2018/3/29
栄養トレーニングでお粥づくり詳細はこちら