カンボジア
農村部において母子保健状況の改善を目指した活動を行っています。
カンボジアのコンポンチャム州に事務所を置き、村の保健センター、いわば診療所におけるサービスの向上や健康意識向上のための村人への教育活動などを行いながら、地域ぐるみで取り組んでいます。
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PHJカンボジア事務所のスタッフ紹介
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活動レポート
7月27日
小児科チーム連携会議を開催
小児科チーム連携会議を開催
6月28日
市場で感染予防の衛生キャンペーンを実施
市場で感染予防の衛生キャンペーンを実施
5月31日
出産後もケアが受けられる保健センターへ
出産後もケアが受けられる保健センターへ
3月19日
クポッタゴン保健センターの入り口舗装
クポッタゴン保健センターの入り口舗装
2月28日
医療スタッフ向けの栄養研修を実施
医療スタッフ向けの栄養研修を実施
カンボジアについて
カンボジアはポルポト政権崩壊後は健康状態や衛生環境が劣悪な状態でしたが近年は海外から多くの支援が入り、保健サービスも多様になり国民の健康状態も徐々に改善されてきました。
一方で地域間での健康格差が生まれ、都市部では先進国のような慢性疾患や生活習慣が起因する疾病も増えはじめ、農村部では感染症や栄養不良に起因する疾病が依然多いといった状況になりつつあります。また医療施設の数が増加する一方で医療従事者の不足や偏在、保健サービスの質の低さという問題もでてきました。乳児死亡率、5歳未満死亡率、妊産婦死亡率は近隣の東南アジア諸国と比べて高い状況です。
統計情報
カンボジア | 日本 | |
---|---|---|
面積 | 18.1万平方キロ | 37.8万平方キロ |
人口 | 約1,576万人 | 約1.28億人 |
一人当たり総所得 | 1,140米ドル | 42,000米ドル |
人種 | クメール人97.6%、チャム人1.2%、中国系0.1% | 日本人 98.5%、 アイヌ人、朝鮮人、中国人 |
言語 | カンボジア語(=クメール語) | 日本語 |
宗教 | 仏教 96.9%、イスラム教等1.9%、キリスト教0.4% | 神道 46.8%、 仏教 42.6%、キリスト教 2.6%、 その他 8.0% |
平均寿命 | 69歳 | 84歳 |
出生率 | 2.6人 | 1.5人 |
成人識字率 | 74% | 100% |
乳児死亡率 | 26人/ 1000人 | 2 人/ 1000人 |
5歳未満児死亡率 | 31人 / 1000人 | 3人 / 1000人 |
麻疹予防接種率(1回目) | 81% | 96% |
妊産婦死亡率(調整値) | 161人 / 10万人 | 5人 / 10万人 |
訓練を受けた人による 分娩介助の割合 |
89% | 100% |
HIV感染率(15-49歳) | 0.5% | 0.1%未満 |
出典:国連児童基金[UNICEF] 『世界子供白書2017』
日本外務省 平成30年8月
CIA 『 THE WORLD FACT BOOK』 2017