12月11日 5番目のチームの活動について

巨大台風の直撃から1か月が経ちました。孤立した農村地域の何百万人もの被災者は、現在少しずつ回復してきています。
マーシー・リリーフは、水、食糧、衛生キットなどの生活必需品配給し、被害を受けた地域の早期再建に取り組んでいます。マーシー・リリーフの5番目の救護チームは支援を途切れさせないために、4番目のチーム撤退から2日後の12月4日、西ネグロス州(支援している中部西ヴィサヤ地方のある州)へ到着しました。
マーシー・リリーフのチームは、西ヴィサヤのCadiz ViejoとCaduhaanで被災し避難所での生活を強いられているおよそ4000世帯と、ボートでしか行くとこのできないLakawon島の290世帯にも、食糧を供給しています。

フィリピンの非営利団体Panay Center for Disaster Responseと協力し、入念な調査を行った結果、マーシーリリーフは西ヴィサヤのCapiz州での支援を開始しました。
釘や針金、亜鉛版などといった建設材料を供給することにより、被災者が生活と住居の再建に取りかかることができるようにしています。


(台風により全壊した被災者自宅)

(マーシーリリーフが提供する物資で屋根部分を修復した自宅)
さらに、9日には深刻な被害を受けたCuartero地方において、300世帯にピーナッツや緑豆などの換金作物の種子を供給し、被災者の収入源の獲得と生計の回復を助けています。

11日の朝、マーシー・リリーフの医療援助チームが出発しました。
イロイロ島のEstancia、Conception、Batad、Carledといった農村の被災地域に焦点を置き、被災者の健康におけるニーズを満たしていきます。
【マーシーリリーフ最高責任者Goh Chin Siang】
「絶え間なく活動をしているからこそ、日々刻々と変化する現場のニーズへ応えることができます。そして、復興のなかでも特に住居と生計の再建を重点的に支援しています。加えてこれからは、遠隔の被災地の人々の健康管理にもさらに配慮していきます。」
マーシーリリーフの報告原文はこちら

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