タック県の移動検診で、12名の心疾患を発見

昨年11月、タック県のメーソッド病院で小児先天性疾患の移動検診を行いました。タック県はミャンマーの国境近くに位置し、タイ国内でも貧困世帯の多い地域です。検査の対象は、日頃から体調が悪く、心臓病の疑いのある子供たち109名。検査をした結果、12名に心臓の疾患が発見され、ランパン病院にて精密検査を行うこととなりました。
タナブーン君は12名のうちの1人で、産まれつきチアノーゼを持っていましたが、今回の移動検診で心臓疾患であることが判明しました。タナブーン君は、2015年12月23日、ランパン病院で心臓手術を受けることができました。現在、回復に向けてがんばっています。
彼のお母さんからお礼のお手紙が届きましたので、ご紹介します。
「息子の心臓手術を支援してくださった、すべてのサポーターに感謝の気持ちを伝えます。どうもありがとうございます。
息子はまだ産まれたばかりで、経済的にも余裕がなかったため、このサポートについて知って非常に嬉しく感じました。私は本当に息子と心臓手術の費用について、心配するばかりでした。サポーターのすべての願い、そして永遠の幸福と繁栄を祈ります。」

心臓施術を受けたタナブーン君


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