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タイ 過去の活動

タイですでに終了した活動について紹介します。

子宮頸がん・乳がん検診推進事業(期間:2001年~2013年)

【チェンマイ県での活動:2008~2013】
2008年から6年間事業を実施したチェンマイ県では、事業がチェンマイ県保健局へ引き継がれ、看護師やヘルスボランティアが中心となり日常に根付いた活動となったのを見届けたので、2013年11月をもってPHJによる支援を終了しました。
●2011年から2013年の3年間
対象地域:チェンマイ県の6郡(サラピー郡・サンカンペーン郡・サンサイ郡・ドーイサケット郡・ハンドン郡・サンパトン郡)
 チェンマイ県における子宮頸がん・乳がんの罹患率・死亡率は高い状況にあるものの、子宮頸がん検診受診率は上記対象地域の6郡で15%と低い状況にあり、乳がん自己触診も普及していませんでした。これは、子宮頸がんと乳がんに関する看護師の検診技術や、村のヘルスボランティアの知識が不足していること、検診に必要な医療機材が整っていないこと、住民の意識の低さ等が原因です。
 PHJは、2011年から外務省の補助金にてチェンマイ県の6郡に居住する30歳から60歳の女性(対象女性106,802人)を対象に事業を実施しました。当事業の目標は、子宮頸がん検診受診率50%以上、乳がん自己触診実施率70%以上、検診の結果異常が見つかった女性100%が精密検査と適切な治療を受けることです。
 3年間6郡での子宮頸がん検診受診率は63%、乳がん自己触診実施率は89%と、大きく目標を上回ることができました。その結果、子宮頸がん検診で241名に、乳がん自己触診では147名に異常が見つかり、その後受けた精密検査で6名が子宮頸がん、21名が乳がんと診断されました。そして、がんと診断された女性全員が、適切な治療を受けることができました。
活動内容
●看護師 トレーニング ワークショップ
目的は、看護師の子宮頸がん検診及び乳がん自己触診法の知識・技術を高めることにあります。2日間にわたる理論と実践を学び、チェックリストで実践技術が確認されます。
●ヘルスボランティア トレーニング ワークショップ
子宮頸がん及び乳がんの正しい知識を女性住民にどう伝えていくかの講義を受け、乳がん自己触診の方法を地元の看護師から学びます。研修を受けた後は、各家庭を訪問したり村の集会の場を利用し、女性住民に検診参加を促します。
●マスターヘルスボランティア トレーニング ワークショップ
選抜されたヘルスボランティアが、子宮頸がん及び乳がんについての知識を身につけるための特別研修を受けます。通常のヘルスボランティアをまとめる役目を担う他、検診キャンペーン時の検診器具の準備など、看護師のサポートとしての役割が期待されます。
●検診キャンペーン
対象地域の女性に対して健康教育、子宮頸がん検診、乳がん自己触診、医療機関紹介といったサービスを提供します。
●移動検診車による僻地での検診
学校やお寺、工場内での検診が可能となり、物理的・心理的距離のある女性にも検診に参加してもらうように働きかけます。

【映像によるご案内:youtube
【本事業の詳細報告:レポート
【活動レポートアーカイブ】
2013/11/28  ・2013/08/26  ・2013/04/19  ・2012/11/26  ・2012/09/18  ・2012/07/17

●2008年から2010年の3年間
対象地域:チェンマイ県の2郡(メリン郡およびメタン郡)
2007年からは、チェンマイ県の2郡(対象女性40,530人)で子宮頸がん検診推進事業を行い、事業終了時には、検診受診率62.6%を達成しました。これは行政が設定している子宮頸がん検診受診率50%を上回る受診率であり、チェンマイ保健局からも高く評価されています。

【チャイヤプーム県、スパンブリ県での事業:2001~2007】
●2001年より2007年の7年間
対象地域:チャイヤプーム県、スパンブリ県
実施対象をタイ国立がん協会と協議の上、2001年よりチャイヤプーム県のコルンサワ郡(対象女性約20,000人)、クラオ郡(対象女性約19,500人)、ノンサンガ郡(対象女性約9,800人)、チャトラス郡(同30,000人)、スパンブリ県のコルンサワン郡(対象女性約22,000人)、ドンチェディ郡(対象女性約17,000人)の6地域で活動してきました。事業終了時には、子宮頸がん50%の検診受診率を達成しました。

2011年タイの洪水支援 (期間:2011年10月~11月)

インドシナ半島で8月頃よりの雨により洪水が発生し、インドシナ半島5カ国でおよそ570万人が被災しました。PHJではこの洪水で被災したカンボジアとタイの支援を行いました。 タイではバンコクへ飲料水、蚊帳、ブランケット、小児用オムツやミルクなどのセット100セット、アユタヤには簡易トイレを211個やTシャツ115枚をPHJタイのスタッフが届けてきました。(通常の支援活動エリアのチェンマイでは被害はほとんどありませんでした)

Temporaly toilet

「ラーニングセンター」支援 (期間:2009年~2012年)

ラジャナガリンドラ子供発達支援センター(RICD)内に、障がいのある子供を自宅で看護するために必要な知識やスキルを保護者が学習する施設「ラーニングセンター」を建設支援しました。2009年にラーニングセンター開設式典が開催された後、看護師らが保護者に知識・スキルの教育を実施したり、保護者間の経験を共有するセミナーを開催し、2012年にはRICDにラーニングセンターの運営を引き継ぎました。

2011年東日本大震災復興支援 (期間:2011年)

東日本大震災の被災者を気遣い、ピープルズ・ホープ・ジャパンのタイ人スタッフ自らがファンドレイズのために復興支援Tシャツを作成し、現地で販売、売上金約300,000円を当団体が実施する復興支援事業に寄付しました。また、手作りの帽子やマフラーなどの物品も被災者向けに寄贈しました。