タイ
タイ 小児先天性心臓病手術
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活動地:

チェンマイ地区。バンコクから約700km北方に位置する北部地方の中心都市。

経緯:

タイでは生まれつきの心臓疾患(隔膜奇形およびファロウの徴症)を持つ子どもが年間4000人も生まれています。
この治療(手術)は2歳ぐらいまでに行うべきですが、発見の遅れや治療費が払えないために、その多くが15歳まで生き残れない大変気の毒な状態です。
(手術を受けられる子どもは、政府の補助対象を入れてもその内約1000人のみで、他の子どもは資金が出来るのを待ちながら亡くなっています。)

ピープルズ・ホープ・ジャパンはこのような子どもたちを救うために、1998年から地元のチェンマイ大学病院および先天性心臓手術財団との協力により、子どもさんの手術と専門医師・看護師育成の教育支援を行っています。
この活動の「もっと多くの子供の命を救いたい!」という呼びかけに、日本製薬団体連合会基金、外務省、日本経団連より支援を頂きました。
現在の活動:

皆様のご支援により、今まで150人を超す子供さんの命を救いました。
この事業では、手術支援のほかに小児心臓手術専門医・看護師・医療技師の育成にも注力して複数の手術チーム作りを支援し、手術能力と技術向上を目標としています。
僻地の子供を救うための地方巡回検診も行い、交通費も払えない貧しい家庭の子供たちにも救いの手を差し伸べています。
2004 年には日本製薬団体連合会の2度目のご寄付を受け、子供の手術支援(目標80人)と医師3人と看護師11人に対する専門医療教育支援に着手しています。

プログラムの将来:
子供の心臓手術を継続しますが、小児心臓手術専門医・看護師・医療技師のトレーニングにも力を入れます。
トレーニング終了後には、トレーニングを受けた医療従事者が、各地で人材養成の核になることを期待しています。
用語の説明

小児の心臓病(心疾患):

先天性心疾患の種類は多く、稀な病型まで数えると40以上あります。
重症な病気は生後数日ないし数年で死亡するので、新生児期に手術が必要です。
中等症の場合は年長児ないし大人で死亡しますから、小児期で手術が必要です。
( 日本心臓財団ウェブサイト「心臓病をよく知ろうQ&A集」より抜粋)