カンボジア 助産師トレーニング
活動地
プレイベン州: 首都プノンペンから南東100キロほどですが、メコン川をフェリーで渡るため、車を使っても3時間程かかります。PHJは、このプレイベン州の州都の病院を中心として活動を行なっています。
経緯

私たちPHJは、保健医療サービスの改善が遅れている農村部を中心に、地元保健行政機関との協働を通し、母子保健改善プログラムを実施しています。その中で、地域で母子保健サービスの鍵を握ることが期待されている保健センターの助産師が適切に母子保健サービスを提供できるよう支援を行っています。
この助産師トレーニングは、保健センターの助産師を対象に、病院での1ヶ月に及ぶ助産トレーニングを中心に据えた実践的なものとなっています。このトレーニングは、当初PHJの拠点があるコンポントム州での開催を予定していましたが、コンポントム州保健局の判断で、しばらく延期されることとなりました。そこで、近隣州複数でニーズ調査を実施し、プレイベン州でトライアル(2006年5月)としてトレーニング開始しました。このトライアルトレーニングが評価され、プレイベン州保健局よりトレーニング継続の要請を受け、2008年9月までにトライアルを含め7回トレーニングを実施し、14名の助産師の卒後トレーニングを実施しました。トレーニング後に助産師は腕を上げ、助産数も確実に増えています。
現在の活動
この助産師トレーニング事業では、保健センターの助産師が適切な母子保健サービス、特に分娩介助サービスができるようになることを目指しています。
保健センター助産師の技術力向上のために、1.病院での一ヶ月のトレーニング、2.フォローアップトレーニングを実施しています。病院でのトレーニングは、病院の医師や助産師が講師役となり、講義と実習を行っています。1ヶ月の実践的トレーニングとその後のフォローアップを通し、受講生の知識、スキルともに向上が認められ、彼女たちの自信につながっています。
これらの活動を通し、病院の医師や助産師と保健センター助産師の信頼関係も育まれてきました。トレーニング終了後も教えを乞いに保健センター助産師が病院を訪ねたり、以前より明確な当事者意識をもって病院への患者の移送を行うようになりました。
プログラムの将来
保健センターの母子保健サービスの向上が、地域での母子保健状況の改善につながればいいと思います。











