沿革
PHJ誕生の経緯

PHJ誕生の経緯
甲谷理事長が語るピープルズ・ホープ・ジャパン誕生(2006年)


私達は、このたび米国に本部を置く「Project HOPE」から独立し、「ピープルズ・ホープ・ジャパン」として、新しく活動することとなりました。

1997年「プロジェクトHOPEジャパン」としてスタート以来9年余、Project HOPE の高邁な理念と使命に全面的に賛同し、皆様のご支援を頂きながら主としてアジア地域において支援活動を展開して参りました。

1998年のタイ事務所の開設とパートナープログラムの開始、1999年のNPO法人の認証取得、そして同年のインドネシア事務所開設と口腔衛生予防プログラムの開始、そして2001年にはカンボジアでの現地調査開始と日本の顔の見えるプログラムを展開してきました。
この間、タイ、インドネシアにおいてはプログラムも拡大を続け、資金面では日本外務省資金の導入も実現しました。また、2002年には、NPO支援税制適用第一号の認定NPO法人となり、財政基盤強化に向けての体制を整えることが出来ました。

このような経過の中で、この数年、日本独自のプログラムの実施について、Project HOPEの方針と進め方に違いが生じてきたため、一年半にわたる交渉の結果、組織の円満独立という合意に至りました。

今回の独立は、日本独自のプログラムの立案、実施についての自由を確保することにより、日本政府等の公的補助金の獲得を容易にすることが主たる目的であり、独立したとはいえ、今後ともProject HOPEとの協力関係は維持し、可能な場合は協働プログラムの実施も考えており、これまで私達が賛同してきた理念と使命は引き続きシェアしたいと思っています。

この独立にあたり、私達は、これまで以上に支援先の方達の満足度を高め、また私達をサポートしていただいている皆様方にも私達の活動を、充分ご評価いただけるよう、組織としての能力を一段と高めるための努力をつくしたいと思います。

その第一は、プログラムの企画能力と一線での活動の充実を図るためのプログラムグループの強化です。これまでの一線で活躍する3人の若手スタッフにくわえて、本年は外部のNGOでの経験豊富な若手スタッフが加わってくれました。まだまだ充分ではありませんので、更に強化を進めたいと思います。

第二は財政基盤の強化と管理体制の整備です。この分野はこれまで主としてシニアメンバーのボランティアベースの活躍に依存してきましたが、今後一線の若手メンバーとのコミュニケーションと連携を強化し、プログラム支援のための補給と支援の仕組みづくりを進めたいと思います。

若手の行動力とシニアの英知・・この絶妙なバランスにたって新しいPHJを更に飛躍させたいと思います。皆様の更なるご支援をお願いいたします。


沿革の歴史

その年のトピックス

1958

ウォルシュ博士が、医療支援計画をアイゼンハワー大統領に提案し認証を受けて「Project HOPE」をスタート。 米国海軍船を改装して平和時の世界で最初の病院船S.S.HOPE号を完成させる。 以降、米国を代表する国際NGOとして世界各地で活動を展開し、2005年現在、年度予算1億ドル規模で、30ヶ国で事業展開を行っている。

1997

プロジェクトHOPEジャパンがProject HOPEの日本法人として設立される。最初の医療支援としてボスニア・ヘルツエゴビナの病院に超音波診断装置を支援する。

1998

プロジェクトHOPEジャパンはタイ事務所を開設し、HOPEパートナープログラムを開始する。

1999

プロジェクトHOPEジャパンは経済企画庁(当時)のNPO法人の認証を取得。
インドネシア事務所を開設し、口腔衛生予防プログラムを開始する。
ルーマニアの現地調査を開始する。

2000

ルーマニアに超音波機器を支援する。トルコ・台湾大地震への緊急災害支援を実施する。

2001

プロジェクトHOPEジャパンは、NPO支援税制適用第1号の認定NPO法人となる。
カンボジアの現地調査を開始する。
プロジェクトHOPEジャパンがある武蔵野市と友好都市であるルーマニア国ブラショフ市における出産死亡率低下を目的とした産婦人科教育を実施する。

2002

鮫島有美子チャリティコンサートを行う。米テロへの緊急災害支援を行う。

2003

アフガニスタンの現地調査、インドネシア、カンボジアにおける母子保健調査を開始する。
「ホープパートナー」の初めての集いを東京で開催する。

2004

カンボジア事務所を開設し、母子保健プログラムを開始する。
アフガニスタン栄養改善の支援を実施する。インドネシアとカンボジアで母子保健の支援を開始する。
スマトラ沖大地震・津波災害救援支援開始。

2005

パキスタン地震災害救援支援開始。

2006

プロジェクトHOPEジャパンは、Project HOPEから独立し、組織名を「ピープルズ・ホープ・ジャパン」として新しく出発することとなった。